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💰 母が新聞を増やした経緯というやつ🗞2021 7/24〜25

父の転院に辿り着く前に、母の言動も書き留めておく第二弾。

日付的には、7/24のことになる。

夕方実家に様子を見に行っていた私に母が言った。

「今取っとる○○地方新聞やめようと思うんよ。」

年をとって読む気力がなくなったのかと思ったら違った(母は父の入院騒ぎの際、新聞も読む暇がないと嘆いていた)。

「○○地方新聞が、株価欄を無くしたんよ!」

あ?
母はもう十年以上前に株からは手を引いていたはずだが、株価欄を見るのは続けていたらしい…?

まあそれは本人の趣味なので構わないのだが、母は続いてこう言った。

「○○地方新聞をやめて、△△新聞を取ろうと思うんよ!」

んあ〜?
株価について、世間がスマホやパソコンでチェックするのが普通になって、新聞の株価欄がなくなるのが世の趨勢なら、全国紙とは言え一般紙である△△新聞の株価欄も、もうなくなっているか、今後なくなる方向なのでは?

「いや、△△新聞の株価欄もなくなるっちゃない?
経済新聞やったらいいかもしれんけど。」

そうは言ってみるものの、何故か母が渋る。

いずれにせよ、△△新聞の方向性が分からないし、

「△△新聞の販売店に、株価欄残ってるか聞いてみたら?」

と言うとそれも嫌がる。

『株価欄を見ていること』を知られたくないらしい。

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翌日。7/25

母が言った。

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「あんた、これやる!」

なんだこの除菌シート。

「え、ありがと、くれるんやったら使うけど、どうしたん。」

「△△新聞がくれた!
とりあえず半年取ることにしたけん!」

妙なところでフットワーク軽いなオイ。

それはいいけど、○○地方新聞は?
聞いてみる。

「○○は、今度断る!」

つまり、まだ○○も取ってる。

老母一人の家に紙の新聞二紙も取ってどうするんだと思うが、暇つぶしになるんならそれもいいか(悟りを開いた顔)。

いいとよ、半年で(△△新聞を)やめたらいいとやけん!」

…本当にやめられるのかどうかは知らん!

投げ銭歓迎。頂けたら、心と胃袋の肥やしにします。 具体的には酒肴、本と音楽🎷。 でもおそらく、まずは、心意気をほかの書き手さんにも分けるでしょう。 しかし、投げ銭もいいけれど、読んで気が向いたらスキを押しておいてほしい。