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書斎にいつく母と、母の洋服の移動 12/3、4

12/3

午後2時ころ、様子を見に実家に行くと、今日も老人会関係の弔問客が来ていたらしく、午前中に地区の自治会長が来て、自治会からの弔意金と、会長個人のお香典を渡して行ったと聞く。
用意していた返礼菓子がこれで終了である。
どうも、あといくつか用意しておいた方がいい気配がする。

12/4

伯母宅の火災保険の件。
土曜日だったことを忘れていて架電、留守電に繋がる。
また掛けると切ったが折り返しがあって、月曜日再調整の予定で話す。

それから前日の返礼菓子終了の件を受けて、追加で箱菓子を三箱ほど買い、実家に向かう。

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実家に行ってみると、書斎が、綺麗に掃除されて居心地良くなったという理由で、母がテーブルと椅子を移動して窓際を占拠し、自分の用事をしていた。

母が書斎に定住している!

それをやられると、葬儀後の事務が全然できないのだが。(正直邪魔、母の部屋は同じくらいのサイズの立派な部屋がある)

かつ、その位置にいられると、デスクでやろうにもそちらに通行できなくて非常に邪魔なのだが。

しかし、母親の認知症は最近ブレーキもなく完全に超スピード進行である。

詳細を書くのはやめておくとしても、① ② ③ ④ ⑤という事項があったとしたら、①②③を聞いて来て答えたら②に戻り聞き返し、⑤に飛び、かと思えば①に戻った後④と唐突に流れ、さらにそれがモグラ叩きのように永遠に続く。

正直、これは修行と言えなくもない。

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この日、他にやったことといえば、何故か、母が父が寝室にしていた部屋のクローゼットに収納していた二竿分の母の衣類を、渡り廊下にあったクローゼットの父の服と入れ替える。

正直、父の服を段ボールに詰めるにしてもゴミ袋に詰めるにしても、渡り廊下は幅が狭くて非常に作業がしにくいのである。

あと、母は認知症が進んでいるので、離れのような目の届かない場所に収納すると、自分の服の存在も忘れるので、物理的に距離の近い方に移した。

母の服も今うろ覚えで考えただけでもクローゼット六竿分くらいあったと思うので(押入れの引き出し等はまた別)、出来れば着ないやつは捨てて欲しいが、まあ生きてるうちは無理だろう。

作業をしていたら、また、母が覗きに来た。

出現せんでええのやで。

一々話しかけてくるので、やっぱり作業には邪魔なのである。

投げ銭歓迎。頂けたら、心と胃袋の肥やしにします。 具体的には酒肴、本と音楽🎷。 でもおそらく、まずは、心意気をほかの書き手さんにも分けるでしょう。 しかし、投げ銭もいいけれど、読んで気が向いたらスキを押しておいてほしい。