妊娠ってこんなに大変なのかと思う日々

妊娠が発覚して、早3ヶ月。ようやと友人たちや社員、関係者に伝えたり、新居が決まったり、少しづつ物事が進み始めてきた。
正直言うと、まだ「本当に子どもがこの中にいるのか???」と思うことがあるが、ひとつづつクリアしていくことで実感が出てくるんだろうとも思っている。

妊娠が発覚してからというもの、社会や行政の仕組みなどに驚くことが本当に多い。世の中のお母さんはこれを経て出産、そして育児を行っているのかと思うと「す、すげぇ・・・」の一言しかでてこない。そんな私の驚きを書いていきたいと思う。

予約しているのに待ち時間が長い問題

普段、病院にかかることもない人間故というのもあるが、予約した時間に行ったとしても診察に至るまでの待ち時間が死ぬほど長くて限界。
今回、年齢や体のこともあるしと思い、出産する病院は近隣では一番大きい病院にしたのだが、初回検診で受付から実際に診察されるまでに2時間、更に待ってからの採血。トータル3時間越え。大病院なので、予約のみ。
にも拘わらず、自分がいつ呼ばれるかも分からないので、ひたすらスマホを弄るしかない。PC持ってきて仕事できれば良かったのに・・・
つわりによる吐き気もまだあった時期だったので、採血が始まるころにはもうぐったり。看護師さんに「採血で具合悪くなったりしますか~~?」と聞かれて「採血ではないですが、待ち時間が長すぎて既に具合が悪いです(怒)」と真顔で答えるレベル。
そして駐車場が時間課金制のため、当然その分駐車料金もかかってくる。なるほどそういう商売か。
この病院だけだとは思うのだが、これから毎月~毎週通うのかと思うと「それが一番ストレス!!!」となること間違いなしである。

紙の書類が多すぎて読み切れない問題

妊娠届や初回検診で貰う大量の書類。会社の書類ですら読み切れなくて、裏紙じゃなければ捨てる人間である。この大量の書類(しかもサイズバラバラ)に目を通すのは結構大変である。せめて電子データで貰えたら、スマホに入れて、隙間時間で読めるんだが・・・
結果、書類の山はテレビ台の上に置かれたままである。(パートナーがすべて目を通したようなので、何かあったら聞こう)
妊娠できる年代の人となるとほぼスマホ持ちだろうから、電子化して渡した方が良い気がするんだ・・・

手書きにする意味分からない問題

体重が多いため、血圧を毎日計測しなければいけなくなったのだが、渡された一枚の紙。これに毎日、計測結果を記入せよとのこと。
・・・絶対なくすわ、これ。
手段を強制されると反逆精神のギアがトップに入ることで有名な人間なので、絶対手書きなんかしないと決めた。
本当は血圧計から自動でデータが飛ぶようにしたかったのだか、欲しい感じの物がなかったので、初売りで血圧計を購入⇒iPhoneのヘルスケアアプリに手入力。これで本来の目的を満足しているので、次回検診はスマホ見せて反応を伺うこととしたい。

なぜ〇週0日目からのカウントなのか問題

基本定義とかを気にするめんどくさいタイプの理系人間である。
看護師がそうだというならそうなんだけれども、この「0日目」からカウントすることがいまいちしっくりこないのである。
「既にある」のに「0」とカウントすることのもどかしさ。このもどかしさに慣れる日は来るのだろうか・・・

各種書類の職業欄に自営・経営者がない問題

青森県って女性社長比率が全国でもトップクラスであるにも関わらず、自分の職業を選択する項目に「自営・経営者」がない。選ぶとすれば「その他」である。
「項目にない」ということは、私の感覚では「存在しない」と同義。
自分の置かれている立場が「存在しない」と他者から言われる(ように感じる)のは、正直気分が悪いもんだ。

事実婚選んじゃ悪いのかよ問題

これは主に私と母親との間の問題ではあるが。前回のnoteで「母親に会いたくない」と書いて、結局そのあとどうしたのかというと「まじで会いたくないので、私が家に帰る時間だけは別なとこに居てほしい」と母親に伝えた。
他人が聞けば、ひどい娘である。
しかし、「実家に帰ること」自体が相当なストレスになってしまい、直前の数日はほとんど眠れない、新幹線に乗る直前まで涙が止まらないなど、自分でも「これちょっとやばい」状態だったので容赦してほしい。
一方、母親は自分の発言は遠い彼方、娘は実家でご飯を食べ、泊まるもんだと思っていたそう。一言も泊まると言ってないのに、このプラス思考は本当に大したもんだと思っている。
実家で父親にパートナーを紹介したあと、妹と会って母親について色々話をしたのだが、結論として「お姉ちゃんとお母さんは生きてる路線があまりに違いすぎて無理なんよwww」ということになった。うん、さすが妹。的を得ている。

選択的夫婦別姓制度の実現早よ!

私もパートナーも経営者という立場にあり、容易に苗字を変えるわけにいかなかったので、今回は事実婚を選択することになった。
仕事における都合もあったが、2回苗字を変えて思ったのが「なんだかんだで今の苗字と名前の組み合わせが好きだ」ということ。
まぁ、過去2回の結婚の際の苗字がインパクト強すぎっていうのもあったし、もし今回も変えるとなると異常に画数が増えるという意味でもインパクト強すぎる。今の組み合わせが落ち着いていて、好きだということに気づいたのだ。
夫婦は同姓であるべきという意見も分かるが、「私たちが別姓を選んだ時に、何か(同姓を主張する)貴方に不利益はあるのか?」と問いたい。
この問題については、また別に書き起こしたいと思っている。

来週の検診で5カ月目に突入、そして自分の誕生日。
吐き気も収まってきたので、来週末は一人(+体内に一人)でのんびり星野リゾートで過ごす予定だ。

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