娘をベビースイムに通わせた話

第2回目の投稿は、娘にベビースイムを6か月から通わせた理由を話していこうと思います。

これについては複数の考えから通わせようと予定していた事でありました。

皆さんは私が第一に何を考えてスイミングに通わせたと思いますか?

スイミングなんて4歳くらいからで良いんじゃない?と思う方が大半だと思われます。

スイミングに通う事によって子供の体力がついて風邪を引きにくいと言う事が考えられると思いますが、私にとってはそちらは2番目の考えでした。

他にも妻の妊娠期間に増えたウエイトコントロールの為とか新人ママの友達作りなど、理由は様々ありました。

では1番は何ですか?と問われれば明確な理由があります。

それは私自身の経験からになるのですが……。

先にも話した通り、スイミングは4歳からと言われている所に繋がるのです。

4歳から始めることのリスクがあるとしたら皆さんは何を考えますか?

このリスクにより、私は4才から通わされたスイミングで泳げなくなってしまっています。

そのリスクとは……

……水の恐怖です。

この恐怖が付いてしまうと、最悪の場合私みたいに泳げなくなってしまいます。

アスリートで言うイップス(プレッシャーにより本来の能力を発揮できない症状)の克服と同じくらい大変だと思われるというのが私の見解です。

そのリスクを排除するためにも、泳げるようになる最適解はベビーからのスイミングと言う結論でした。

その結果、娘はどのような成果があったかというと、幸い何もわからないベビーの頃からのスイミングと言う事もあり、通い始めた頃は、スイミングをしながら寝てしまう事も多かったと書かれていたことが当時のスイム手帳の記録に残っています。


水への恐怖は問題なくクリアし、4~6歳までの期間は家庭の事情により一時辞めていたものの小学校に入学後再びスイミングに通う事となります。

この2~3年後にはフリー、フライ、ブレ、バック、俗にいう四泳法を全て泳げるようになりました。

そしてここで一つの分岐点を迎えます。


全種目一通り泳げるようになったこともあって、競泳の育成コースに変更しませんか?と言うコーチからの進言があったのです。

当時、育成のコースに進むか進まないかで悩まなかったかと言うと、特に悩むことはなかった。

これについては、育成に進むと学年と基準タイムの追い掛けっこになる事も多少なりとも知っていた事もあり娘と話し合う事になった。

話し合いながら色々とどうしたいかを娘に聞いていくと、水の恐怖もないし、泳ぐのは好きだしコーチも嫌いではない。
でも、汗をかいた時の不快感があるから運動はあまりしたくない、と言う事だった。

その辺を割り引いてもスポーツ系の育成の方向に進むのはよろしくないと言う事がいえると思っていた。

娘自身からも私は優雅に泳ぎたいから、競泳のタイムを競う事には興味がないとの事だった。

小学校入学時までは、体を動かし外遊び大好き脳筋娘。

ここでスポーツの方針で舵を切りアスリートに特化した育成をする可能性もワンチャンあったと当時を振り返って思う所ではある。


水への恐怖が起きる可能性がある4才からのスイミングのリスクを回避するという事を主に考えてのベビーからのスイミングはこれにて成功となりました。


これを読んだ方には挫折するチャンスを一つ失ったな、と思う方が一部いると思われます。

この事について私の中でいくつかの設定があるのですが……

挫折をさせない育成の仕方と言うか、ギリギリで越えられるような難易度設定の仕方とか、絶対越えられないだろう?って言うぐらいの難題をも凌駕し越えていく娘とか…….etc.

これについても、また別の機会に私的な考察をしたいと思います。


最後になりましたが、スイミングをする事による体格の違いを話していこうと思います。

私自身の肩幅は38cmと男性としては肩幅は狭い部類に入ります。
これについては、前々からロードバイクのハンドルが40cmを使っている中で、う~ん……なんか広く感じ肩からドロップハンドルの手首までがハの字のように広がっていてどこか違和感がありました。

そこで自分の肩幅を計測してみると38cmという結果になり、ちょうどいいサイズのハンドルに交換したという事がありました。

娘はどうだったか?
高校入学時の制服の寸法を合わせる時に女性としては40cmと肩幅が広い体格で必ず何かスポーツやってましたか?と聞かれるぐらいでした。
まぁ、そうですよね。


女性の肩幅の平均を調べてみると

・140cmの場合、肩幅平均は約322mm

・150cmの場合、肩幅平均は約345mm

・160cmの場合、肩幅平均は約368mm

・170cmの場合、肩幅平均は約391mm

こんな感じですからね。


男性の平均もあげてみると

・160cmの場合、肩幅平均は約368mm

・170cmの場合、肩幅平均は約391mm

・180cmの場合、肩幅平均は約414mm

・190cmの場合、肩幅平均は約437mm


こんな感じの数値になるそうです。          (平成19年3月版 経済産業省の「人間特性基盤整備事業」より抜粋)

165cmの身長で40cmあるのですからそりゃあ言われますよ。

これに関しては、0歳児からスイミングを習っていた弊害と言っても良いのだろうと思った。
育成に進まなくても全種目が泳げますよーってだけでも肩幅は広くなるようですね。
それとは逆に全く泳ぐことができない私は173cmあっても38cmの肩幅のパッパでありました。

私自身は小4から2年間はリトルリーグに入っていた事があり、週末の午前中は基礎トレを2時間くらいはやらされていたため、30歳の頃までは腹は6パックで割れていて体脂肪も7%台をキープしていたアスリート体系でウエイトも50kgと言う数値でした。

数値だけを見ると、中1の時に肺炎になっていなければどのカテゴリーかはわからないがアスリートの道筋があったのかもしれない。

私の父がアホやからダメやろうなぁ。

親ガチャで言う大ハズレの部類ですからね。

これらの考察もいずれ書きたいとは思っています。


今回は娘をベビースイムに通わせた話から水への恐怖をなくすための画策をお話いたしました。

皆様のお子様の育成の参考の一部として頂ければ幸いです。次回の投稿も気長にお待ちください。

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