📘 人事総務こそ「ブランディング」を学んだほうが良い。#読書感想
【ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと】という本を読みました。真の「ブランディング」について分かりやすく、実践的な解説でした。
まさに「マーケターのものより易しく、デザイナーのものより実践的なブランディングの本です。(Amazon解説)」です。
組織に関わる人は一読することをおすすめします。
本書では「ブランド」の定義を「商品やサービスを競合他社から明確に区別し識別させるための、名称、言葉、デザイン、シンボル、その他の特徴である」(p.73)としています。
人事総務の私はブランドを「誇り」と定義しています。ちなみにプライドも「誇り」と定義しています。
仕事に真摯に取り組むには「プライド(誇り)」が必要だと考えています。そして、その誇り高き仕事が顧客が感じる「ブランド(誇り)」へ繋がる。そう考えています。
だから、ブランディングはマーケターやデザイナーだけのものではなく、アパレルや自動車など高級なもの、商品だけのものではないはずです。
人事総務こそブランディングを学び、組織の価値を創造できる可能性があると思うのです。
もし、組織の目的が明瞭であるなら、それを実現すべく必要な要素を人事評価や規定、オフィス環境や福利厚生に表現するべきです。それがチグハグだと違和感を抱きます。ダブルスタンダードになりえます。目的達成の要素として整えることが、俗にいう「企業文化の浸透」の一つです。
人事総務は企業文化の担い手です。もはや企業文化は「ブランド」と云えます。だからこそ、ブランディングを学ぶ必要を感じるのです。
本書では「ビジネスにクリエイティブな視点が必要な理由」をこう説明しています。
そして「ブランディング」については、こう解説しています。
総務は「客=従業員」と云う人もいます。過去従業員、現在従業員、未来従業員が会社の「ロイヤルカスタマー」になってもらう、それには、ブランディングの考え方、手法が役にたちます。
「従業員に選ばれる会社となる」ことが、どんどん重要になっています。
その最初の一冊として「マーケターのものより易しく、デザイナーのものより実践的なブランディングの本」である本書をおすすめします。
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