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デジタルカメラで何を撮ろう、の前。

こんにちは。写真趣味はじめて4年半、なかなか上達してない自分を振り返ろうと始めた「写真とわたし」の3回目です。

前回、「写ルンです」から凝り性もあって、色々と手を出しつつも写真は趣味じゃなかった話をしました。その後半の話。

レンズ付きのフィルム一眼を買ったころから、世間ではカメラ付きのガラケーの性能がどんどん良くなってきます。
画素数がどんどん上がって、メーカーはこぞって「キレイな写真が撮れる!」ってCMしてた時代。
買う時は自然と、そういう話になるので、そういうものを買うようになる。
ティーンの流行りで、ちょっとづつ「写メ」「自撮り」「プリクラ」がでてきた頃かな。だんだん”撮ること”が日常のなかに馴染んできた頃です。

でも、レジャーやイベント・記念のときに残す写真としては、まだまだまだ(カメラ)が主流。
そのころにはカメラ(写真・動画)もデジタル化していき、コンパクトカメラもフィルムとデジタルが一緒に売られている、からデジタルが主流に。

わたしも長男の保育園の運動会のときは、「ズーム(望遠)ができて」「連写が出来る」「コンパクトデジカメ」を選んでいました。
いまは生産中止になった、当時は「磁気テープが手のひらサイズだなんて!」というビデオカメラとの2台持ちで運動会へ。

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でも「趣味」じゃない(笑)
単にきれいで便利な道具でしかない。

あ、でも“撮り方豆知識“を使うくらいな工夫はしてたかな。
絵をかくのが好きだったことも大きいかもしれません。

*大きな建物の前で人物を撮る時には、(鳥居の下で人を撮ろう+鳥居全部入れよう=人は小さく映る。ので)カメラと人物の距離は2~3メートルで固定。

みたいなの。

こどものアルバムに残してあげたいから撮るんだけど、凝り性が祟って、だんだん面倒になってスクラップをしなくなるという…。
(今なら、撮ってオンラインでデータ送るとフォトブックにしてくれるサービスとかもあって、だいぶ手軽になりましたよね)

その後、スマートフォンが出て、ガラケーの商品開発と同じ流れでカメラ機能が向上して、動画が撮れるようになって、きれいな写真が誰でも気軽に大量に撮れるように。
(小型軽量化されたデジタルは手軽で「撮るだけ」なら何度シャッター押してもタダだし、モニターで見られるのがいいですよね)

しかも、同時にネットワーク環境や気軽に投稿できるSNSが充実して、だれでも撮った写真を世界に発信できるし、「フォトグラファー」って言葉が使われるようになって、世界にフォトグラファーが溢れだしました。

写真が”特別なときだけのもの”ではなくなりました。

そんな頃、ようやく「写真が趣味」になる私(遅・・・。)
いろいろとキッカケはあったけど、まだそのころは「上手な写真はちゃんと学ばないと撮れない」みたいに思ってたような気がします。

いや、ある意味そうなんだけどね。
だた技術一択だけで「素敵な写真を」「撮り続けていける」のではないなぁと、この趣味はじめから4年半後のいまは思います。

何を撮ってもいいし、撮らなくてもいい。
楽しみをみつけたり、感じたりすることが何よりも重要なんじゃない?
そのときにシャッターが切れる道具があれば、なお楽しい。

そんな風に。


写真を習っているうちに、評価されるものをつくることが少し苦しくなることがありました。
写真を撮るって何だろう…。そんな思いを出発点になにかヒントになるものが見つけられたら…をこのシリーズでは書いていきます。

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