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「笑顔」は大事らしい。

久しぶりに部活に顔を出した。2,3ヶ月ぶりくらい。たまたま同じく就活生のHちゃんがいたので、就活というか将来への不安を延々話していた。

Hちゃんはめちゃくちゃ頑張り屋さんで気配りできて、いい所をあげたらキリがないくらい素敵な子なのに、何故だか一次面接で落ちてばかりいると言う。

彼女の開いているノートには所狭しと文字が並んでいて、業界・企業分析をこれでもかとやっているのが伺える。プライベートな事だから見なかったけれど、自己分析だってきっちりやっているのだと推察される。

自分が真面目に取り組んでいないとは言わないが、自分よりもずっと真剣に就活してる彼女に内定がなくて自分は内定があることに謎の罪悪感を抱いてしまう。
そうしていると、後から来たMちゃん(同じく就活生)からありがたい助言をいただいた。

いわく、笑顔でハキハキ話すことを意識すると面接で格段に通りやすくなったらしい。

それを聞いて、先日通過した面接のことを思い出した。お世話になっていたメンターさんにも再三言われていたので、パソコンのカメラの真っ直ぐ先の位置に「結論ファースト・笑顔・はっきり話す」と書いた付箋を貼っておいたのだ。

自分では気付かなかったが、目につくところに貼っておくことで多少意識できていたのかもしれない。

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そういえば2,3日前に面談してくださった採用担当の方は、とても楽しそうにお話する方だった。
いつもなら負担にならぬよう関係ない話は一切しない私が、あっさり他社の最終面接準備での不安感を吐露してしまうほどに。

彼女はずっと笑顔でお話されるのでこちらも緊張がほぐれて話しやすかったのだろうと思う。
この経験からも笑顔の重要性を再確認出来る。

最終面接で1番見てるのはやっぱり笑顔だよ!と彼女は元気よく教えてくれたけれど、最後の最後でも(いや最後だからこそか?)見られるんだなぁ。

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本音を言えば、笑顔だ何だよりHちゃんの過程や努力を1番に評価してあげてほしいとも思う。本当に素敵な人だし、笑顔って誰でも出来るように見せかけて緊張などで直ぐに出来なくなってしまうから。

ただ人事の方だって人間だし、自分が好印象を持つかどうかという主観的な判断が第一にくるのは当然だろう。実際、心象の悪さってその人への評価に直結するなと思う経験は数知れず。加えて30分から1時間くらいの面接でその人の思慮深さや勤勉さを測りきれるとも思えない。

だから、笑顔が大事だと言うのなら、面接官の方々は学生がリラックスするような応対をしてもらえないだろうか。素敵な人を採用できないのは企業にとってもマイナスでしょう? って言ってみたものの、これは就活生側のワガママかもしれない。

HちゃんもMちゃんも、今就活している人全員、みんな笑顔で就活を終えられたらいいなぁ。

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