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[短編小説]GTO物語 ターン編


女性と男性のタイプ

・マージナル男子: いつも奥手で相手のベットにコール体制の男たちの事
・インディファレント女子: どっちつかずでいつも迷っているが、キッカケがあると行動が早い女性達



そんな2人はプリフロップ(出会い)、フロップ(初デート)を経ていまターンに

ターンに来てしまえば残るストリートはリバーのみ


季節は冬、外は珍しく雪がぱらついていた

とある個室、雪が降っているだけあって暖房を掛けても室内がなにか寒かった。

マージナル男子は青い布製の2人掛けのソファに、インディファ女子は向かいのベージュの一人掛けのソファに座っていた。

マージナル男子はノードロックによりややアグレッシブになっていた。

「お願い!ちょっとだけ!」

「そっちはちょっとでもこっちはちょっとじゃ無いから!」

そう彼女は言ってから、カップを持ち上げコーヒを一口飲んだ

『えー、じゃあもういいわ~、なんかメンドくさくなってきた』

あっさりと諦めたマージナル男子。

2人掛け用のソファーに座っていた男は諦めながらスマートフォンをポケットから取り出し操作を始めた。

X(旧Twitter)を開くと関西の大学生がデートをすっぽかされたポストがバズっていた。ポットが小さいうちに見切りが付いてダメージが少なくてむしろ良かったのではと思いつつリプをしようか迷ったが、いつものごとくXの画面をスクロールを続けた。


突然視界が暗くなった。見上げるとインディファレント女子が目の前に立っている通す全員で解除しは男の携帯を取り上げた男は邪魔をされたことに対して文句をようとしたがその前に口が塞がれた。

突然過ぎて男は何が起こったかわからなかった。

口が塞がれ
ソファに横になっている・・・・?


少し冷静にことの事態は把握してみる


嗚呼

彼女の唇が男の口に覆いかぶさり言葉を発することができないのだ。

そしてそのままソファーに押し出す押されるような形になった。

『あれ?これってキスってやつじゃね?』

状況が分かりかけて、我に返ったときに

彼女は唇を離した。と同時に大きな声で

「あなたたち草食系マージナル男子はターンチェックしたら大体リバーのチェックじゃない!逆にポラライズ男はターンペットしたらリバーもベット!いつもキャッチャーやらされる私の気持ちだってわからないのよ!!」

彼女は怒りとともに目に涙を浮かべた。

『いや、そこでいきなり悲劇のヒロイン登場されてもな~。そもそも、ポラライズ男の事は俺全く関係ないし、と思いつつここはオンナ心を否定せず広くコールするのかおそらく最適なGTOプレイ!。』


「本当は別にそういうことしたいじゃないんだ。お前の気持ちを確かめたかっただけ」

男は彼女の頭を形に抱き寄せた。2人の体は重なり合いソファは「キイ」と音を立てて軋んだ。しばらくすると彼女の怒りと緊張が解けていくの男は体の重なった部分全て感じ取ることができた。

「だからさ、あたしちょっとでもそっちに変えれたら0 か100になっちゃうの・・・」

恥ずかしそうに、気まずそうに言った。


『やれやれ、しかし厄介なノードに迷い込んでしまったな。彼女の言う通り俺達はマージナル男子はリバーまでチェック、チェックでショーダウンまで 行くのがセオリー。ノードロックしてアグレッション上げて雑な誘いしたのが間違いだった。』


男も少し冷静になると恥ずかしくなってきて、沈黙に耐えたれなくなった。


「お前これ知ってる? 5分、接吻、いい気分」

「なにそれ知らない」と女は興味無さそうに言った。

彼女は頭を僕の胸に埋めたまましゃべったので彼女がしゃぺったときの吐息
が服をすり抜けて僕の肌に合った当たった。


部屋が少し寒い分、彼女の体が温かく感じた。雪が降っているせいか外の音があまり聞こえず、寒さに対抗して頑張るエアコンの音が大きく聞こえた。


「もう少しこのままでもいいかな」

これが二人の均衡点だった。



続く

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