スタンダード落ちカードを振り返る〜「イニストラード:真夜中の狩り」編〜
なーせです。
あと少しでスタンダードローテーションが変わりますね。
今日はそんなスタンダードローテーション変更間近でローテーション変更で使えなくカードを振り返ろうかと思います。
全てのセットを話すとカードの枚数が多すぎて頭がパンクしてしまうので分けて書こうと思いますw
今回はイニストラード:真夜中の狩り。
私が思う「現環境を定義してる」とか「この環境では語らないといけない!」というカードをご紹介します。
今回の記事は
①現環境における「イニストラード:真夜中の狩り」の与えた影響
②なーせ的「イニストラード:真夜中の狩り」の環境定義カード
③「イニストラード:真夜中の狩り」がなくなった後のスタンダード環境考察
の順番でお話しします。
②なーせ的「イニストラード:真夜中の狩り」の環境定義カードが中心の話題になりますが、今後のスタンダード環境をなんとなく整理しつつ、記事として参考になったと思えれば幸いです。
あくまで素人エンジョイ勢の意見なので温かい目で見てもらえればw
それでは参ります。
①現環境における「イニストラード:真夜中の狩り」の与えた影響
まずおさらい。
イニストラード:真夜中の狩りは2021年9月24日に発売したMTGのエキスパンションです。
「己が恐れるものになれ/Become what you fear」がキャッチコピー。
イニストラード次元になぞらえて過去に登場したフラッシュバック、調査、呪いがシステムとして再登場。
新たなギミックとして日暮と夜明の戦場変化、物語に合わせて登場した降霊のキーワードと新たなクリーチャー能力として腐乱が登場しています。
詳しいこれらの能力の説明は割愛しますが、イニストラードのカードといえばやはりフラッシュバックがかなり強力でした。
一回使った後にまた同じ効果を再利用できるため、コントロール系デッキの台頭に一役買っていたのは間違いありません。
日暮と夜明の戦況変化に伴う昼夜で能力が変わるクリーチャー(主に狼男)も多数採用。部族シナジーを持ったグルール狼男デッキが誕生しました。
またゾンビクリーチャーも多く存在していたため、同じくゾンビ軸の部族デッキも考案されました。
強カード揃いだったエルドレインの王権がスタンダードから退いた直後の新環境ということもあり、ゼンディカーの夜明けやカルドハイムのカードを織り交ぜつつ、色々試されていたのが懐かしいです。
まあ、なーせはエルドレインの王権あたりは詳しくないですけどねw
オーコさんが当時のMTGスタンダードをめちゃくちゃにしたのは知ってますw
(オーコさんこと王冠泥棒、オーコは2ヶ月持たずにスタンダードの表舞台に立てなかった悪名高き禁止カードです)
イニストラード:真夜中の狩り、今の時点で結局どうなかったかといえば、現役で使われる強カードがいくつかあり、中でも多色ローム(大スライム、スローグルクを使った土地コントロールデッキ)を作り上げたり、コントロールデッキに欠かせないキーカードがあったり、赤単アグロの必須パーツがあったりと何かと使われているカードがあります。
そんなわけでそのカードを振り返ってみましょう。
②なーせ的「イニストラード:真夜中の狩り」の環境定義カード
今回は直近(4月下旬〜5月中旬)で行われたプロツアー「サンダー・ザンクションの無法者」のTOP8及びスタンダードチャレンジ(MO(マジック・オンライン)内で開催)のTOP4のリストからイニストラード:真夜中の狩りのカードで何が使われていたかを統計してみました。
目視&手計算なので見逃しがあったらすみませんw
※MTG専門店、晴れる屋の大会データ情報を参照させていただいています。
どんなデッキタイプが流行っているのかを含め、イニストラード:真夜中の狩りがローテーション落ち後に代替のカードがあるのか、その辺りが気になるところだと思います。
それでは見ていきます。
記憶の氾濫
ダントツの使用率です。青系コントロールデッキではなくてはならないカードだと言えます。
唱えたコスト分デッキ上から枚数を引き、その中から2枚手札、残りはデッキ下に無作為に置く手札補充カード。
コスト的に言えば放浪皇や打ち消し系カードに見せかけた運用や、相手の動きに合わせて場の問題を解決するカードをサーチする手段として使えます。
通常は4マナですが、フラッシュバックで7マナでも使えるのでミッドレンジやコントロール軸のデッキでは重宝する一枚です。
大スライム、スローグルク
多色ロームと呼ばれる土地コントロールデッキの軸となるカードです。直近の大会実績では上位入賞が多いデッキタイプの要のカードとなります。
ロームデッキはスタンダードのデッキの中でも屈指の難易度を誇る、プレイヤーのセンスが出るデッキです。なので脳筋なーせはわかりませんw
ロームデッキでは4枚投入されるデッキの要であるカードですので間違いなくイニストラード:真夜中の狩りを象徴する一枚です。
敬虔な新米、デニック
エスパーミッドレンジでの採用実績のあるカード。降霊持ちの両面カードですが、表面のみでよく運用されるカードです。
絆魂持ちでスタッツも2/3と優秀なクリーチャーでエスパーミッドレンジの核、策謀の予見者、ラフィーンを場に出して謀議しながらパワーアップさせての動きをよく見かけます。
わかりやすく強いカードですが、同じ絆魂持ちのカード大洞窟のコウモリと比較すると使用率は控えめ。
大洞窟のコウモリが出る前は4枚投入されてるケースもあり、エスパーミッドレンジを支える舞台骨になっているカードといえます。
血に飢えた敵対者、火遊び
2つ一緒に紹介。どちらも赤単アグロでの採用実績があります。
血に飢えた敵対者は単純に速攻持ちとして強く、後半は追加コストを払うことで墓地にある3マナ以下の呪文をタダで唱えられ、自身を強化できる能力を持ってます。
火遊びはショックと効果はほぼ一緒ですが、追加効果としてプレイヤーに使用した場合は占術1を行える呪文。
いずれもアグロデッキに噛み合っていて血に飢えた敵対者に追加コストを払えば火遊びや稲妻の一撃といった火力呪文が使えるのでもう少しで相手のライフを削り切れる、といった盤面でのひと推しとして使えます。
火遊びもプレイヤー直接ダメージを選択することで占術1で次に手に入る不要なカードを引かずに済む行動が取れます。
赤単アグロの場合はとにかくライフを削り切ることが前提なので残りわずかの盤面での詰めの一撃、有効なカードを手元にいかに回すかが勝敗を分けるのでこの2枚が赤単で重宝されるのは納得の結果でしょう。
墓地の侵入者
黒単や黒系のコントロールで入るカードの一つです。戦場に出るか攻撃をするたび墓地のカードを追放し、そのカードがクリーチャーであれば1点ドレイン。墓地利用デッキにとっては天敵とも呼べるカードです。
3マナ、3/3のスタッツも優秀。クリーチャーとしても墓地追放効果を嫌って除去しようにも、護法の「カードを捨てる」効果も何気に嫌らしく、黒らしい一枚です。
また夜になると追放の効果が2倍になるため、墓地対策としてより強固なものとなります。
コントロール、アグロ系でも活躍の場面が想定される良カードです。
食肉鉤虐殺事件
黒のカードの中でもかなり強力な一枚ですが、2022年10月10日に禁止告知がされ、スタンダードでは使用できないカードです。
払ったマナ分の全体マイナス修正と食肉鉤虐殺事件が場にいる状態で自身のクリーチャー1体死亡時相手のライフを1点ルーズ、相手のクリーチャー1体死亡時は自身のライフを1点回復できる。
「1点ライフルーズの死亡時誘発は強すぎる!」ということもあって、全体除去としてだけでなく、ライフを詰めるエンチャントとしての場の圧力の高さも持ち合わせています。
影響はかなり大きく、当時の黒単デッキでは採用が多くみられ、とにかくカードパワーが強いカードです。スタンダードで使えない今、パイオニア以下の下環境でも採用実績があります。
なお、なーせはパイオニア以下はエアプなので語れませんw
当時使っていた身としては赤単アグロの対策として強力なカードであったことは間違いありません。禁止されてなければBO1の覇者、赤単アグロはスタンダードで生き残っていないでしょうね。
そんなわけで代表的なカードをいくつか紹介しましたが、これらが今後引退した後、どうなるのかを考えていきます。
③「イニストラード:真夜中の狩り」がなくなった後のスタンダード環境考察
まず間違いないのは大スライム、スローグルクを使った多色ロームデッキは大幅な弱体化が起こることは間違いないです。
大スライム、スローグルクはデッキのキーパーツなので致し方ないところです。
記憶の氾濫、敬虔な新米、デニックや血に飢えた敵対者、火遊びを採用したデッキについては形を変えて残ることが予想されます。
記憶の氾濫は便利なカードですが、いわゆるサーチカードです。手札補充は記憶の氾濫しかできないわけではありません。弱体化は免れませんが他カードで代用は可能です。
同様に敬虔な新米、デニックはクリーチャーとして優秀ですが、代用は可能です。どちらかというとエスパーミッドレンジの要、策謀の予見者、ラフィーンが居なくなってしまうのが痛いところ。この辺りは今後ニューカペナの街角のカード考察でお話ししていきたいと思います。
何が言いたいかというと記憶の氾濫と敬虔な新米、デニックはデッキの構成として代えがきくカードだということです。
血に飢えた敵対者、火遊びについても同様です。
特に赤単アグロは1マナ、2マナ域のクリーチャーの選択肢がかなり豊富であり、血に飢えた敵対者を必ず採用しないといけないわけではありません。
火遊びはショックで代用できます。
このあたりはスタンダードの赤単を語る記事があるので参考にしていただければ幸いです。
墓地の侵入者はいいカードですが、これもなくてはならないカードではありません。
黒系のデッキであれば3マナ帯だといくつか採用候補となるクリーチャーが存在しますし、墓地対策もこのカード以外に存在しています。
あったら便利なカードが多いですが必須というカードが少ない、というのがなーせの考えです。
もちろん今後発売するセット次第のところはありますが、イニストラード:真夜中の狩りの退場で大目玉をくらうのは多色ロームデッキぐらいです。
終わりに
今回はスタンダードローテーション変更前にイニストラード:真夜中の狩りのカードを振り返ってみました。
私は競技勢ではないのでガチの人たちからしたらもっと語る部分がありそうですが、まあ勘弁してあげてくださいw
とはいえ、禁止カードであった食肉鉤虐殺事件があった環境ということを考えるとなかなかのセットだったのは間違いありません。
ぜひみなさんが思うイニストラード:真夜中の狩りに登場した注目カードも教えてください。
それでは次回、イニストラード:真紅の契り編で会いましょう。
【あとがき】
本日はプレイヤーズコンベンション愛知2024にてスタンダードの競技大会が行われます。
店舗予選を勝ち上がった強豪たちによるこのスタンダードの大会が今と将来のスタンダードシーンを占うものであり、集大成になる大会になります。
リアルタイム視聴はできませんが、私も要注目しています。
【注意】
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