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メンター制度

人材育成方法の一つとしてメンタリングがあります。
メンタリングとは、メンターと呼ばれる先輩社員がメンティーと呼ばれる新入社員や後輩に対して、上司による指示とは別に、先輩社員が指導・指導する育成手法です。

人材育成方法には、他にコーチングやカウンセリング、ティーチング等がありますが、メンタリングは、コーチングやカウンセリング、ティーチングを部分的に活用しながら長期的に支援します。

コーチングとは、相手の潜在能力に働きかけ、自発的行動を促進するコミュニケーションによる育成手法。
ティーチングとは、経験豊富な人が、経験が浅い人を相手に自分の知識やノウハウを伝えるという手法。

コーチングやティーチングは、”業績貢献”という短期的な事を目的にしている場合が多いですが、メンタリングは、”人生においての仕事”等より長期的な事を目的としています。

メンターの役割

  • カウンセリング

  • コーチング

  • ティーチング

  • フィードバック

  • やって見せて模範となる


メンタリングとコーチングの違い

  • 視点:長期的(メンタリング)・短期的(コーチング)

  • 対象:個人(メンタリング)・仕事そのもの(コーチング)

  • 支援方法:導き(メンタリング)・アドバイス(コーチング)


メンター制度を効果的に運用する為には、メンターのスキルレベルや組織として当該制度を容認し、周囲のメンバーが協力体制を築く事が重要ですので、人事部門はその点を支援する必要があります。


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