見出し画像

87.【IT】システム設計のステップについて

こんにちは。
今回はシステム設計のステップについて紹介していきます。
友達と話している時に仕事の話をすることもあるのですが、IT業界以外で働いている方から設計のステップについて質問されることもあるので、記事にしてみました。
私はサーバの設計の仕事をしているので、今回はインフラ系のシステムの設計ステップについて紹介していきます。
アプリ開発・Webサイト開発等はステップが異なる場合があることをご了承ください。

設計のステップとは

新しくシステムを開発したり、既存のシステムから変更する際、設計していくステップがあります。
ステップとしては、要件定義→基本設計→詳細設計→構築→テスト→運用・保守という流れになっています。

ITの専門用語なので、これだけだと分かりにくいので、カップラーメンの商品開発に例えると、
要件定義:どんなカップラーメンがお客様が求めているのか?(味や量などのコンセプト)を決める
基本設計:決めたコンセプトを実現するにはどのような素材等である必要があるか?(小麦粉を使う等)
詳細設計:基本設計で決めたことをより具体的にする。素材の中で、小麦粉を使用するとしたら何グラムで生産地はどこの小麦粉を使用するのか?
構築:実際にカップラーメンを作る
テスト:要件定義で決めたコンセプトを満たすカップラーメンができているか試食等をして確認する
運用・保守:実際に大量生産するシステムをトラブルなく、動かすために監視、点検等をする。トラブルが発生した際には原因を調べて解決する

例えると、なんとなく理解できるかと思います。
システム開発も同じようなステップを踏みます。
また、始めのステップに近いほど(要件定義のステップに近いほど)上流工程と呼び、終わりのステップに近いほど(運用・保守のステップに近いほど)下流工程と言います。

まとめ

今回はシステム開発のステップについて紹介しました。
また、IT業界について紹介していきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?