社員たちには「安心」を、上司達には「気づき」を与えていくことを、私の新年度のミッションにしよう。

最近受け持っている担当作業、三日目も無事終了した。

夕方にオンライン会議があったので、制限時間がいつもより一時間短かったが、無事終えてきた。

三日間で、やらなくて良さそうな、めんどくさい作業もたくさん見えてきた。

例えば、「紙を仕分けして、エラーが無いか確認した後、一つ一つをバインダーに綴じていく作業」それぞれのタイトルが書いてあるバインダーが20冊ぐらいあって、そこにガシャンガシャンとその日チェックした紙を挟めていく。保存期限はバインダーごとに違うから捨てるときに効率的だし、後から見返すときに見やすいだろうけど、もうまとめて箱にボンで良い。ひとまとめにして3/8って書いて、ボン！で良い。見返したいときなんてほとんど無いし、「もし見返したくなっても、文句言わずに探しますから」でしかない。

そんなことをぶつぶつ言ってたら、別担当の近くの席の人が、「革命が起こりそうですね」とニコニコこちらを見ていた。なんか、楽しい。

夕方、急いで帰って、オンライン会議。

４月以降の新体制が少しずつ見えてきた。

全国的に、部長や課長がガラリと様変わりする。新任の顔ぶれを見ると、「上から好かれてる人が集まったな」という印象。上層部からの指令をみんなに従わせるスキルだけが高そうな、頑張ってるアピールばかりが上手そうな、そんな面々が抜擢されている。

私が課長に残っているのが不思議なぐらい。

社員と経営陣の間に立って、戦う一年になりそうだ。

社員たちには「安心」を、上司達には「気づき」を与えていくことを、新年度の私のミッションにしていかないといけないな、と腹をくくったところだ。