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2016年3月18日 四国歩き遍路〜4日目〜

4日目の朝。
すだち館の朝です。

この時期の山の朝は寒いです。

朝ごはんも母の味で
すごく美味しくご飯を
山盛りおかわりしてしまいました。

写真は不甲斐ながら撮り忘れです。
ごちそうさまでした。

本日は朝からルークの明日明後日で
徳島市内の宿を予約してあげました!
恐らく徳島で友達と会うのでしょう。

ぼくも本日の宿をおさえいざ出発!


すでに何かの桜が咲いていました。

公道から山道に入り15分くらいしたころに、
お水を忘れたことに気がつきました。

取りに帰るのが億劫だったので前に進んでいると、
遠くから声がしました。

すだち館の近所のおじさんです。
なんと山道をかけあがり
お茶を持ってきてくださいました。

なんて屈託のない笑顔。

笑顔が素敵なおじさんは
少し先の本格登山道まで
見送って下さいました。

温かい気持ちが溢れました。
ありがとうございます。

13番札所大日寺までは
ほぼ下り坂で途中から
公道をひたすらに進みます。

山あいを進みます。
こんな景色だらけで心が洗われます。

軽快に下っていきます。
空気がキレイだ。

風情ある橋です。

マイナスイオンがすごいです。
心洗われます。

水もとても澄んでいます。

すだち館から大日寺までは
約18kmの道のりです。

約13km地点くらいから、
昨日で痛めた足が悲鳴をあげ始めました。

とにかく脛と太ももが痛く
前に進むのがやっとのような
感じになっていきます。

休憩所発見!
このタイミングでの休憩所は嬉しかった!

コーヒーのお接待と。

みかんのお接待がありました。

ついでにお昼ご飯です。
すだち館でいただいたお弁当には
大きいおにぎりが2つ入っていました。

シャケと梅干し、
最高の組み合わせです。
これを食べて疲れが一気に吹き飛びました。
すだち館のママ、ありがとう。

道ゆくおじさんに
挨拶したらいただきました。
有難いです。

足の痛みにも慣れてきたころに
大日寺へ到着です。

13番大日寺

ここからはトントン拍子にことが運びますが、
雨が結構な勢いで降ってきました。

14番常楽寺

15番国分寺

しかしやはり足は痛いです。
雨も強さを増して、
自虐の時間が始まります。

イライラも増してきます。
顔をあげたり下を向いたりするので
道を間違えたりしましたが
なんとか16番に到着。

16番観音寺

ここから無心の時間に入ります。
ここでハッと気づきます。

辛い時こそ笑顔で挨拶だと。

疲れていたり忙しかったりすると、
普段の何気ないことにも
イライラします。

歩いていると特になります。
それではダメなのです。

人の気持ちを変えるのは
イライラや威圧的な態度ではない。
笑顔なのです

辛い時こそ笑顔だと悟りました。
そうすると不思議と足も楽になりました。
エンペラータイム突入です。

17番井戸寺

到着して気が抜けたのか、
足がほとんど動かなくなりました。

なんとか参拝をすませましたが、
雨も酷くなりルークと話していた
宿に戻れそうになく、

井戸寺通夜堂(無料)で
泊まらせていただくことになりました。

写真を撮るのを忘れましたが、
寺の写真の左上の本堂の右側に
少し見えている建物です。

2畳半一間で先に台湾の方が
先客でいらっしゃいました。

名前はワンさん。
25歳で自転車で日本を一周しているそうです。
独学で学んだ日本語は非常に上手く
ヒアリングに関しては申し分なかったです。

絵が趣味だそうで一ついただきました。

…ハワイの山だそうです。
非常に味があります。
ありがとうございます。

将来の夢や希望、
色んな話をしました。

ルークは無事辿り着けただろうか…
善根宿に電話しても誰も出ません。
モヤモヤしながら床につきました。

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