ファンアート『彼女のとあるnoteにおける人心掌握術についての記述』


私が月収200万円に到達するまでに行ってきたアカウント戦略|ぽにょ|note


↑とあるnote 
 
 
 
 

 
この日、私の脳裏に一筋の稲妻が落ちた。
私の脳細胞が閃きを得ることは度々あるが、この日に限っては自ら起こしたものではなく、まるで天災に合ったかの如き衝撃が私の脳を直撃していた。
 
 
 
その原因は、とあるnoteを読んだ直後の、自らの感想だ。




「あー、ぽにょちゃん可愛かった」

※(格上のぽにょさんをちゃん呼びしている事は一旦捨て置く)
 
  

 
おそらくこれは、このnoteを読んだ人の多くが抱く感想に違いない。
決して私だけが抱いた感想ではなく、概ね同意してくれる人は多いはずだ。
これは間違いなく、ぽにょさんの素敵な人柄がにじみ出てくるような優しい作品であったと誰もが評するに違いない。
 

だが、落ち着いて考えて欲しい。
 
  
 
 

……はて。
我々は、今、一体何についてのnoteを読んだと思う……?
 
 
 
 
 
 
 

お気付きいただけただろうか?
 
 
 
そう。我々は今、ぽにょさんのアカウント戦略についての話という、
 

▶至極マジメで
▶非常にためになり
▶自らの戦略を見直すきっかけにすらなりうる
 


【超有益教材】を読んでいたはずなのだ……!!!


 
 
 
 
ものすごく勉強になる超有益教材を読んだはずなのに、
一発目に出てくる感想が言うに事欠いて
「あー、ぽにょちゃん可愛かった」
だと…………???? 
 
 
 

え、頭バグっとるんか?????


 
 



気持ちはまさにこんな現実を叩きつけられたも同然である。

 
 
 
 

 
アカウント戦略という小難しい学問の扉を叩いて入室したはずなのに、
扉をくぐり終えるとまるで「素敵な女性とちょっとカフェでお茶しました」みたいな空気に包まれているこの異常さよ。
 
 
 

 
この狐につままれたかのような状況に、自らの頭を疑うことが出来たのは、私が普段から自らの心の挙動を監視していたからこそであり、おそらく心の挙動に関心を持たず、普通にしていればただただ「幸せな気持ち」にさせられて何の疑問も抱くことなく終わっていただろう。
 
 
 
 

これが……EIMの力……??


※EIM(エンタメイリュージョンマーケティング)
 
 
 
  
 

何故こんなことが起こるのか?
 
 
 
 
 
わかりやすいもので言えば、このnoteは
ピーク・エンドの法則を利用していることが挙げられる。
 
 

 
 
 
ピーク・エンドの法則とは、ざっくりいうとデートでも映画でも、一番盛り上がる場面と、最後の締めくくりさえよければ良い印象になりやすい、といった法則だ。
 
 

この法則でいうと例えば、2時間の映画を見るときでも、クライマックス(5分)とラストシーン(5分)が良ければ、あとの1時間50分つまらないシーンが続こうが見終わった後には「良い映画だった」という評価になりやすい。
 
 
 
で、このnoteの締めくくりを見てみると。

ではまた次回〜
(配信が空きすぎてほんとにごめんなさい。
 まだまだ暑い日が続くので、お体第一優先に
 まだまだ頑張りましょ🥺)

 
 
 
比較的くだけた口調で、頑張りましょうと配慮をしながら語りかけ、締めの言葉としている。これが、彼女のかけた「魔法」の正体だ。
 
 
 
この一言により、我々はまるで
「彼女とlineでもしていたかのような錯覚」
に陥ってしまうのだ。
だが、これはあくまでも「トドメの一撃」に過ぎない。
 
 
 
 
 
最初から、よく見て欲しい。
ぽにょさんの文章には、要所、要所で絶妙な「崩し」があるのだ。
 
 
  

・権威性が出る実績を伝える時に、あえて口調を「崩す」
・真面目な話の合間に口調を「崩す」
・こちらが話を真剣に聞き出すタイミングですこーし「崩す」
 
 
 
 
このように、
こちらが「真剣に学ぼう」と思う度に
親し気に話しかけられる「造り」になっている。
結果、どうなるか?
 
 
 
 
マジメに教わっていたはずなのに、気付けば「カフェでお茶でもしているかのような感覚」に引きずり込まれているわけだ。
 
 
 
 
そしてこれはもちろん、
彼女の持ち味であるとか、
偶然の産物などではない。
 

ぽにょさんは明言していたはずだ。
 
 
 
 

そして、誰よりもお客さんとの距離を近くし
【どんな些細なことを聞いても
 丁寧に返してくれる人】
と言うポジションを築きました。

  

 
自分は、このポジションを築き上げた、
【共感性、親しみやすさ、寄り添い】
を最大の武器とした
【相談しやすい先輩的存在】である、と。 
 
 
 
 
 
 
そう。
これは、最初から「仕組まれていた」ことなのだ……。
 
 

どんな形で言葉を投げれば
【相談しやすい先輩的存在】に見えるか?
 
 
 
どうすれば、
教材で真面目に教わっているイメージを崩し、
「親しい先輩から話を聞いている」印象に持っていけるか?
 
 
 

全ては、このたった一つの命題に従って
計算され尽くされたことだったのだ……!!!

 
 
 

(しつこい)

 
 
 
 
いや、正直、多くの人がすでに気付いていたと思う。
ぽにょさんの「親しみやすさ」はひたすらに「こちらへの配慮」に溢れている。ここまでの配慮を息を吸って吐くようにやってのける生物など私は未だかつて見たことがない。
  

皆も同じようなものだろう。
で、あるからには、ぽにょさんの「配慮」も意識して行われているだろうことは予想に難しくないはずだ。 
 
 
  
 
ただ、「超有益教材」の感想において「あー、可愛かった」などという結論に至らせるほど相手を沼らせる手腕は常軌を逸しているというだけの話で。
 
 
 
 
 
 
そう、常軌を逸しているのだ。
もはやこれは「人心掌握術」と呼んでも差し支えのないレベルだと私は思う。しかも、「掌握されたところでちっとも嫌な気持ちにならない」タイプの、ものすごくしたたかなものだ。
 
 
 
 
改めてこの人すごいなぁと思わされた、色んな意味で衝撃のnoteでした、はい。まだ未読の方はもちろん、すでに既読の方も、もう一度「高度な人心掌握の術と心理誘導が行われている書」として読んでみてはいかがだろうか。
 
 

ぽにょさんは学びの宝庫でしかないということを、何度だって思い知らされることだろう。


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