【企画】1000ページ以上ある本を読んでみた
1060ページ
この本の最後のページに書いてある数字だ。
作品名は京極夏彦著 「魍魎の匣」
最近は上中下の3分冊になったようだが、私がブックオフで見つけたのは、1冊版。しかも110円。
ブックオフの謎。
この本は110円に並んでいたが、同じ本が380円程度の棚にも並んでいる。
100円コーナーを知らない人が買うのだろうか。
こんな感じの表紙
「魍魎」の本当の意味。
「匣(はこ)」は一体何なのか。
この2つがわかったときのゾクゾク感がたまらない。
汽車にて箱を大事に抱えた男が前に座る。
すると箱の中から「ほう」という少女の声。
男が箱をあけるとそこには、きれいな娘がぴったり入っていた。
入っているのは胸から上の部分だけ。
少女は「ほうっ」といった。
あぁ生きている。
この作品は1990年代に書かれているが、内容を読んでいるうちに最先端科学の話に。
著者は本当にこの話を1990年代に書いたのか。
2030年くらいにこういった話の本がたくさん出そうだ。
長く、1週間を要した。
9月26日(土)~10月2日(金)
200~300ページの本だと2日くらいで読み終わる。
登場人物とは2日でお別れしないといけない。
しかし、この本の登場人物とは1週間も一緒に過ごすことができた。
これが長い本の魅力だ。
シリーズもの。
1作目「姑獲鳥の夏」に登場した人物達も登場している。
これで2作読んだので、次は「狂骨の夢」を読まないと。
Wikipediaであらすじを見たら、今作登場人物の葬式から始まるようだ。
これは読みたくなってきた。
ん~買わねば。
文庫本が並んでいる画像を見つけた。
あれ?「狂骨の夢」は「魍魎の匣」と同じくらい厚みがないか?
しかもその次の「鉄鼠の檻」の方が分厚いじゃないか。(*´з`)
どんなシリーズなんだ(*´Д`)