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こうめい@なるぱら
2016年5月24日 05:18
能法の士、必ず強毅にして勁直なり―能法之士、必強毅而勁直―[原文](韓非子 孤憤篇)能法之士、必強毅而勁直。不勁直、不能矯姦。[書き下し文]能法の士、必ず強毅(きょうき)にして勁直(けいちょく)なり。勁直ならずんば姦(かん)を矯(た)むること能(あた)わず。[原文の語訳]法に忠実な人物は、必ず意志が強く曲がったことが嫌いである。そうでなければ悪事を正すことができない。[解釈
2016年5月11日 05:13
細腰を好みて、国中に餓人多し―好細腰、而国中多餓人―[原文](韓非子 ニ柄)楚霊王好細腰、而国中多餓人。[書き下し文]楚霊王細腰を好みて、国中に餓人多し。[原文の語訳]楚の霊王が細腰を愛したので、国中に飢え死にする者が多かった。[解釈]腰が細い女性が好きだった霊王のために、国中の女性がこぞってダイエットしようと食事を制限して、その結果餓死者が続出したということです。上
2016年2月25日 05:15
善く吏たる者は徳を樹う―善為吏者樹徳―[原文](韓非子 外儲説 左下 第三十三)善為吏者樹徳、不能為吏者樹怨。[書き下し文]善く吏(り)たる者は徳を樹(う)う。能たざる吏たる者は怨みを樹う[原文の語訳]良識的な役人は徳を施す、悪しき役人は怨みをかう。[解釈]できる人は公平無私で誤りがないか慎重に検討し判断を下すので、結果的に厳しい結論に達しても相手に恨まれることはないので