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こうめい@なるぱら
2016年4月14日 05:07
鞠躬尽力、死して後已まん―鞠躬尽力、死而後已―[原文](三国志)鞠躬尽力、死而後已。[書き下し文]鞠躬尽力(きくきゅう・じんりょく)、死して後已(や)まん。[原文の語訳]うやうやしく身を屈め尽力することを、死ぬまでやめない。[解釈]この身を捧げて死ぬまで全力でやり続けるという強い決意の表明をした三国志・諸葛亮の「後出師の表」の一節、四字熟語「鞠躬尽力(きくきゅうじんりょく
2016年4月4日 04:31
これ賢これ徳、よく人を服す―惟賢惟徳、能服於人―[原文](三国志)惟賢惟徳、能服於人。[書き下し文]これ賢これ徳、よく人を服す。[原文の語訳]賢と徳、これで人を治めることができる。[解釈]聡明さと人徳があって、はじめて人を治めることができる。上に立つ人には大事な資質ですね。三国志の世界観では人徳者の代表格ともいうべき劉備が、臨終に際して息子に人を治めるための必要さを説
2016年2月23日 05:23
用兵の道は心を攻むるを上となす―用兵之道、攻心為上―[原文](三国志 蜀書 馬謖伝)用兵之道、攻心為上、攻城為下。心戦為上、兵戦為下。[書き下し文]用兵の道は心を攻むるを上となし、城を攻むるを下となす。心戦を上となし、兵戦を下となす。[原文の語訳]用兵の基本は心を攻めることが上策である。城を攻めるのを下策とする。心の戦を上策とし、兵による戦を下策とする。[解釈]兵法の基本