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色即是空 空即是色

想いにふけっている世界
入れ込んだ知識をつなげただけ。
た ぶ ん の お は な し 

本業界隈のあたりから導入してみます
映像って1秒間24枚とか30枚とか60枚とかの
静止画の集まりなんです。

”静止”しているものの連続を見ていて
間を捉えきれず、残像を見て "動いている"=動画
として ”錯覚” してるんです。

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そこに 空気の振動・波動である”音”。
音楽やセリフをつけたり、効果音なんかも加えたりして
おなじみ「映像」 ※”映された” 写像・射影。。。。
が出来上がるわけです。

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時間と世界

ここから先は「いやいや実はだね。。。」という
ツッコミ入れたがりな物理マジ勢はさておきまして。

この現象世界での長さ(大きさ)の最小単位
「プランク長」というのがあります。
要は、物▶分子▶原子▶原子核・電子▶陽子・中性子▶量子▶ひも
とずごぉぉぉぉぉっと 小さく小さく見ていって
 (量子力学的観測可能に?)これ以上無いまでに一番小さくしていくと
0.0000000000000000000000000000000000016m 
とかいう単位になるそうな。

この一番短い長さから
光速度、光速不変の原理やら重力なんちゃらやらなんかを
あれやこれやと使って導き出した「プランク時間」というのがあるんです。
要は、”時間の最小単位”です。
0.0000000000000000000000000000000000000000000539121秒
くらいになるそうな。

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この時間の最小単位である「プランク時間」
この1プランク時間にあるのは、静止した世界
「涅槃寂静」(ねはんじゃくじょう)
静寂と安息の世界 ニルヴァーナ


この静止状態の世界の連続を残像と捉えて”錯覚”して
僕らは映画のような「人生」として過ごしているんですね。

24枚/秒で作られた静止画の集まり=映像=映画のように。

本質的には、ブランク時間の間(静止した世界同士の間)には
必然的な関連性がない。
映画だって、連続したように見えて、カット(場面が切り替わる)のときは
前の画像と全く関係なくなる。でしょ?

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実は「過去」も「未来」もなく「今」しか無い。

そっ いつやるの? いまd..........


本当の世界

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「カニッツァの三角形」という錯視画像。

ここにある、欠けたパックマンのような丸が例えば「過去」
欠けた三角形の線の輪郭が「未来」としましょう

この、現在と未来に囲まれて、
在るようで実は無い。真ん中の 透明のような三角形が
この私。この、私と”思っている”「自分」です。

この記事を書いている自分です。
この記事を読んでいるあなたです。

そしてこの、本来はないはずの自分をみせている
「パックマン過去」や「三角輪郭未来」を描いているのが

「自我」
あたかも「自分」という存在がいるかのように見せている。

「思い込み」「錯覚」「判断」「感情」「思考」
「分離」
「分析」「比較」「記憶」「執着」「認識」
「思い出」「トラウマ」「希望」「感覚」「後悔」「卑下」「差別」
「らしさ」「こだわり」「ペルソナ」「プライド」…
キャンパスに描かれた。いろんな色、形の図形や線や模様。

無為自然・諸法無我

もし、こういった”未来”や”過去”の図形や模様を描く
”自我”を消したら?

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過去や未来が描かれないので、もちろん図形が消える。
”今”だけ残る

あとは何が残るでしょう?

そう、何も残らない。誰もいない。なにも描かれていない。
あるはずのない三角形も無いから
三角形の内側「自分」はいない。

あるはずのない三角形も無いから
「あなた」と思っていた三角形の外側も無い

境界がない。

コレが
「空」。
「今」。
「命」。

なにもないところ

なにもないところ。
僕がいないから あなたもいない。
僕がいないから、丸も三角も四角も線もない。
未来も過去も無いから

恐怖も無い。
悩みも無い。
心配も無い。
悲しみも無い。
辛さも無い。
痛みも無い。

匂いも味も感覚も音も風景もない。

絶望もない。希望も無い。
正義も無い。悪も無い。
生も無い。死も無い。
不幸も無い。幸せも無い。

ただ、透明が広がる。

ただ、静寂が広がる。

ただ、今が広がる。

ただ、空が広がる。

在る世界

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空がある。

静寂がある。

今がある。

透明がある。


いのちがある。

そこに、いのちがある。

いのちの在り処。


すべてがそこにある。

あなたと思っていたソレも
わたしとおもっていたコレも
すべてがココにある。

いのちの在り処。

いのちが縁を生む

いのちの縁が光を生む。闇を生む。
いのちの縁がオトを生む。コトを生む。
いのちの縁がモノを生む。ネツを生む。

生まれては、次の瞬間
流れて、移り変り、そしてまた消え去る。

おわりに

しきそくぜくう
【色即是空】
この世の万物は形をもつが、その形は仮のもので
本質は空(くう)であり、不変のものではないという意。

くうそくぜしき
【空即是色】
物の本性は空(くう)だが、
それがそのままこの世の一切のものであるということ。

しょぎょうむじょう
【諸行無常】
この世の現実存在はすべて、すがたも本質も常に流動変化するものであり、一瞬といえども存在は同一性を保持することができない

しょほうむが
【諸法無我】
全てのものは因縁によって生じたものであって実体性がない

ねはんじゃくじょう
【涅槃寂静】
煩悩のが消された悟りの世界(涅槃)は静やかな安らぎの境地(寂静)


他愛のない記事にお付き合いくださいましてありがとうございます。

どれもが、誰かの学びや気づきの発信で

要は受け売りなのですが

自分の中で噛んで身にしたものを記しました。

ここから先には何も書いてないですが

よろしければ応援よろしくお願いします

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