作家でありつづけるためにしなければならないこと。

斎藤工さんがアナザースカイで、「生み出すものと世の中をつなげる、をしないと残れない」ということを言っていたのだけど、とても良い言葉だなと思ったので即座にスマホにメモってこのnoteを開きました。

本当にこれ、これなんだよなぁと。

ものづくりだとか、何かの表現をしている人間にとって「届ける」ということは存在意義そのもので、永遠の課題であったりもする。

「つくる」だけなら誰にでもできるわけで、趣味と変わらなくて。でも私たちはそれに価値をつけて、商品として売らなければならない。急に現実的な話になるけれど、そこで得られる対価がそのまま私の明日のごはん代になるのです。

好きなものをつくっていられるだけで楽しいの!お金なんていらないわ!と言えたらそれはたぶんただの趣味で、真剣にものづくりをしているからこそ、そんなクソみたいな綺麗事は言えないわけなのです。

誰かに届いて初めてその作品は意味をもつわけで。誰にも届かなければそれは何も生み出していないのと同じこと。そこに費やした時間も体力も技術も全てが無になる。

だから私たちは必死に「届ける」努力を怠ってはいけない。

自分の手で生み出した作品を生かすのも殺すのも自分にかかっているのです。

読んでいただきありがとうございました! サポートしていただいた資金で美味しいものを食べて制作に励みます。餃子と焼肉とカオマンガイが好きです。