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動き回れ!ビデオグラファーのアシスタント!

こんにちは兵庫県の姫路市で映像制作のフリーランスをしている成見風哉と申します。

気がつけば寒い時期も終わり暖かい風が吹き出しましたね(それと同時に僕の天敵の花粉も出てきたのですが……)
早いもので僕がフリーランスになったのが去年の6月なので、ぼちぼち1年が経過しようとしているのですが大阪生まれの大阪育ちのこんな僕が姫路という全く知らなかった土地でここまで生きてけているのは今まで仕事をいただいたたくさんのクライアント様のおかげです。

そして僕が独立した時、というか今もお世話になりっぱなしの姫路で有名なビデオグラファー、永井成樹さんの存在が欠かせないです。
今回はそんな永井成樹さんの撮影現場でアシスタントとしてよく現場に入らせていただくのですが、そこで意識していることを書いていこうと思います
ビデオグラファーになりたい人や映像制作のチームとして動いている人に為になる内容だと思いますので、よければご覧ください。

永井成樹さんのHPはこちら↓


1,ちょうど良いサイズ感のカメラバッグを持参せよ!

これはアシスタントには必須のアイテムですね
大きすぎず、小さすぎないバッグ
目安としてはレンズが3本ぐらい入ってポケットがついている感じですね
その中にレンズ拭きやイヤホンなど持参しておくと良いでしょう!
(すごく偉そうに書きましたが今僕が使っているカメラバッグは独立してすぐの時に永井さんに買っていただいたものです….)
カメラバッグのお勧めの記事です↓

2,機材の扱いに慣れよう!

これもできるだけ早い段階で習得してしまいましょう!
(ちなみに僕は今でも扱いを間違えることがありますが)
アシスタント初期の頃は、とにかくレンズがわからない
90mm?35mm?50mm?謎の数字と似た見た目
言われたレンズと違うものを取り出すことなんて頻繁にありました
永井さんが優しい人でよかったです。ボコボコにされていてもおかしくありません。

コツとしてはmmに合ったレンズの形を覚えてしまうこと
mmによって口径や長さが違うものがあります。
さらに今のカメラバッグに何を入れているのか常に意識しておくことも重要です。(難しいですけど)

あとは三脚の準備、ピンマイクの装着などできるだけ早い段階で覚えちゃいましょう!早くできると「仕事できるようになったね!」と褒めてもらえます。そういう嬉しさでモチベーションを上げていきましょう(単純かな?)

3,仮の被写体になれ!

カメラマンが現場に到着したらすぐに撮影するわけじゃありません。
構図の確認や照明の具合などを調節してから本番を撮影します。
ですが役者さんは本番を演じるのが仕事、構図の確認まで体力を温存してもらわないといけません!

そこで登場するのが我々アシスタントです。
本物の役者になりきってカメラの前に立つのです(もちろんどれだけかっこいキメ顔をしても誰もRECは回しません….)そこでカメラマンがカメラの設定、構図決めを行うのです。

全ての準備が仮の役者が現場を作ることによって行いやすくなります。
その後本物の役者登場!無駄に立ってもらったりポーズをしてもらったりする必要がなくスムーズに撮影を始められます(本物の役者がキメ顔をすれば仮の役者の存在なんか忘れ去られます…..)

4,照明を作れるようになろう

照明は現場の撮影では本当に大事、あるのと無いのでは圧倒的に絵の力が変わってきます。

最近流行りのシネマティックな映像を作るにはマストの機材です
そんな万能アイテムですが、とにかく重い、そして準備が面倒
とてもじゃありませんが1人の撮影では運用できたものではありません。

そこでアシスタントの登場です。照明機材のスタンバイを行い現場を見ながら役者が映える最適な照明のポジションを探しましょう(照明に関しては自分もまだまだ勉強中です、上手な人の現場を見て参考にしましょう)
あと仮の役者をしている時は同時に照明の調節はできないので、空いている方に回るようにしましょう。(バスケに似てますね)

5,何を撮影したか把握しておく

アシスタントだからといって現場のお手伝いをするだけではありません。
もし撮影終了後にカメラマンに何かあったとしても(急にインフルエンザになったとか)自分が代わりに編集を全て行えるぐらいの撮影データの把握をしておきましょう。

特に2人体制などのミニマムな撮影ではカメラマンとアシスタントしかクリエイターサイドの人間はいないわけですから本当に重要です。


6,機材の撤収、現状復帰を最短に

機材の準備と同じぐらい撤収も重要です。
なぜならカメラマンは撮影終了後撤収どころではないからです。
クライアントとの打ち合わせ、スケジュールの確保、お偉い人への挨拶と大変です。

そこでアシスタントはカメラマンが打ち合わせから戻る前に現状の復帰をすませておく必要があります。最初のうちは何をどこにしまっていたか思い出すのが難しいと思うので準備の段階で1度写メを撮影しておくことをお勧めします!

以上が今の僕がアシスタントをする上で大切にしていることです!
これからメインカメラマンになる方や憧れの人のアシスタントに入る人など
様々な人にとってこの記事が少しでも役に立つことを祈っています!

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