「速読」で脳が変化する?【右脳で◯◯ができる!!】
脳は左右で違う?
「脳を鍛える」とは言いますが、右手と左手があるように、脳にも「右脳」と「左脳」があります。
そして、いずれの脳も全く同じ働きをしているのかと言うと、実はそうではない。
どちらの脳にも特性があり、それぞれが違った機能を働かせているのです。
現代人は左脳文化で生きているとも言われます。
左脳ばかりが働いていて、右脳はあまり使われていない。
実際それってどういうことなの?
まずは左脳とはどのような役割を担っているのかを見た上で、右脳との違いを確認してみましょう。
左脳の働き
左脳の能力を端的に言い表すとしたら、言葉の脳。
言語型で、超有能なコンピューターが左脳です。
言語理解
会話
読み書き
計算
記憶
情報処理
論理的思考
分析
左脳が働いている人はとても論理的で、データや数字に強い。
言語機能が優れているので、論理立てて考察して分析し、人に説明するのにも長けている。
優秀な会社員や頭脳派と言われるような人はこのようなタイプではないでしょうか?
小説や漫画などでも、冷静沈着で膨大な情報量を処理する有能な文官タイプは左脳優位なキャラクター。
あなたの身の周りにもいないでしょうか?
右脳の働き
では続いて、右脳について見ていきましょう。
右脳の能力を端的に良い表すとしたら、イメージ脳。
非言語型で、空間認知能力が優れているのが右脳です。
空間認識
全体把握
イメージ
創造性
ひらめき
感覚
感情
芸術性
右脳が働いている人は芸術センスに優れていると言われることがあります。
美しさや感受性に優れているところがあるため、とてもクリエイティブな発想で新しいものを生み出すことに長けています。
感じる力が強く、共感することができる。
独創的でもあるため、「こうだったらいいよね」など、ある意味でふわふわした感じに捉えられやすいかもしれません。
左脳はガチガチに論理立てて、戦略を立てていくことに長けている。
右脳は漠然とした大きなイメージで物事を捉え、想像を膨らませることに長けている。
どちらも違った機能であり、欠かすことのできない要素。
人には右利き・左利きがあるように、脳にも右脳と左脳のどちらが優位になりやすいのか、といった違いがあります。
これには個人差があり、個性の違いでもある。
片方の機能ばかりが優れているという人もいれば、どちらも満遍なく発揮できているな、と感じる方もいるでしょう。
どっちの脳で読書する?
脳の機能が分かったところで、読書するときにどちらの脳で読書するのが良いのか?
そもそも、どちらの脳で普段は読書しているのか、考えたことはあるでしょうか?
私たちは日常的に左脳優位で生活していることが多いです。
情報過多な世の中において、多すぎる情報を常に処理し続ける必要があるため、必然的に左脳優位で生活していくことが癖になっている。
それが左脳文化であると言われる由縁。
そのような状況下でもあり、左脳で読書している人が多いのが実情です。
これは特に変なことではなく、そもそも言語理解としての機能を発揮しているのが左脳。
だから、左脳で言語として文字を理解しながら読んでいる。
何も変なことではなく、むしろ「当たり前」と捉えることもできますね。
ただ、ここで注意しないといけないのが、左脳には「話す」機能もあるということ。
文字を言語として理解する仮定において、どうしても「話す」機能も関わってきてしまう。
その結果、読書する時に脳内で音声にしてしまうのです。
これは誰もが無意識にしていること。
ご自身を振り返ってみると、そのような体感があるのではないでしょうか。
まさに脳内トークしている状態であり、文字を話し言葉として理解していこうとしているのです。
これはどのような状態なのか?
脳内で音読している状態です。
実はこの状態で読書をしていると、人によってはウトウトと眠くなってしまうことがある。
なぜだかご存知ですか?
それは左脳で読んでいるから。
日常的に左脳フル回転で生活しているので、処理が追いつかなくなって、眠くなってしまう。
これは脳の使い方を変えると眠くなりません。
そのコツが「視読」すること。
脳内で「音読」するのではなく、右脳を使って「視読」するのです。
これができるようになると、眠くなりません。
それと同時に、より一層のスピード感をもって読書することができるようになります。
理解度は変わらないか、人によってはむしろ向上します。
それが右脳で読書をするということ。
まとめ
左脳と右脳にはそれぞれ違う機能があります。
そして、右脳を使って「視読」できるようになることが「速読」できている状態。
「読書」の概念自体が変わります。
「音読」せずに読書できていますか?
「速読」レッスンをすることによって、右脳を鍛えて「視読」ができるようになるのです。
世の中では左脳で読書している人が大多数を占めています。
右脳で読書できるようになると、どちらでも使い分けることができるようになります。
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