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#115 どまつり回想録 一次審査④グループ(第24回にっぽんど真ん中祭り・市街地開催編)

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閃光のように

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このnote、始めた頃はとりあえず100本の記事を書こうという事を目標に、稚拙でも何でもいいから続けてみるという心意気でやり出したのですが、気が付いたらとっくに100を超えてましたね・・・当初はこんな予想や回想メインのnoteにするつもりは全くなかったのですが(笑)
いずれはまたスタイルを変えてもう少し違うアプローチの記事も書いてみたいと思うのですが・・・
どまつり回想前半戦の途中という謎のタイミングで急に思い出してみましたが、とりあえずこれは最後までしっかり書いていきたいと思います。

そんなこんなで、前回の③グループ回想録はこちらからご覧ください。

豪華ラインナップの④グループ、いってみましょー。

<④グループ> 8/27(土)13:20~14:10
和歌山大学よさこいチーム「和歌乱」
滋賀大学よさこいサークル 椛
佛教大学よさこいサークル紫踊屋
チーム覇王ー
大阪公立大学チーム朱蘭
ちゃわん娘
京炎 そでふれ!輪舞曲
浜松学生連 鰻陀羅
嘉們-KAMON-
常笑

【N予想】
1位:嘉們-KAMON-
2位:常笑
3位:京炎 そでふれ!輪舞曲
4位:浜松学生連 鰻陀羅

【S氏予想】
1位:常笑
2位:浜松学生連 鰻陀羅
3位:大阪公立大学チーム朱蘭
4位:京炎 そでふれ!輪舞曲

【M氏予想】
1位:嘉們-KAMON-
2位:常笑
3位:大阪公立大学チーム朱蘭
4位:京炎 そでふれ!輪舞曲

【D氏予想】
1位:嘉們-KAMON-
2位:常笑
3位:浜松学生連 鰻陀羅
4位:大阪公立大学チーム朱蘭

【H氏予想】
1位:嘉們-KAMON-
2位:常笑
3位:京炎 そでふれ!輪舞曲
4位:大阪公立大学チーム朱蘭

<公式結果> 
1位:嘉們-KAMON-
シード(1位相当):常笑
2位:大阪公立大学チーム朱蘭
3位:京炎 そでふれ!輪舞曲
4位:浜松学生連 鰻陀羅

こちらも手堅くほとんどの人が想した嘉們-KAMON-がやはり下馬評通りに1位通過。
筆者以外が予想に挙げていた(笑)大阪公立大学チーム朱蘭が2位に入る大健闘。
評価が高い故に結果として3位ビンゴが多かった京炎 そでふれ!輪舞曲
そして関西勢の勢いの中を抜け出した浜松学生連 鰻陀羅が4位に。
そして大波乱の中常笑がシードでファイナル進出と、まさに激戦のグループでした。

<嘉們-KAMON->
ほとんどが関西勢と勢いのある学生チームというグループの中で、過去の大賞チームの実力を十二分に発揮して危なげなく勝ち上がってきたという印象があります。一見普通の法被の様なスタイルで、やはりどこまでもド派手☆大阪の街をそのままステージに持ってきたかのようなギラギラの演出。冒頭から最後までお客さん煽りのOSAKAコールで、さながらフェスの様に会場の一体感を出していましたが、今回の声出し禁止ルールで多少物足りなさも感じてしまったかもしれません。来年はこの縛りからも解放されたパーフェクト嘉們を見たいですね!

<常笑>
今回の審査システムの闇に一番翻弄されたチームだったのではないでしょうか?個人的には前夜祭のシード戦から一抜けするかと思ってましたが、一次予選ではまさかの3位以下、そして土曜のシードで一位で復活、終わってみれば結果は栄えある準大賞。今回一番ドラマがありましたね。
「群舞の一体感」これだけは時間をかけて練習する以外に高める方法はありません。他の学生チームとは一線を画した圧倒的な踊りの揃いっぷり、構成と楽曲のカッコ良さは観客もどよめく程、断トツのインパクトだったと思います。お見事でした!

<大阪公立大学チーム朱蘭>
引きで見る男女別?のパート衣装のコントラストが非常に綺麗で、旅立ちや再会といったストーリー展開に合わせたそれぞれの見せ場がしっかりと表現されていて良かったと思います。終盤の衣装替えが一気に色合いが変わり鮮やかでしたが、タイミングが少しもったいなかったかな?と思ったりしました。場面展開が多い割には曲が常時ポップな展開だったので、ある程度リンクしていると感情移入しやすかったかもしれませんね。伸び代がまだまだある作品!

<京炎 そでふれ!輪舞曲>
からくり人形のストーリーを表現する中で、人形のネジが止まったり、それを巻いて動き出したと思ったら今度は壊れたり、それを直す為に職人が登場したり・・・と、突飛な展開に合わせて衣装や大道具がどんどん変化していき、最初は淡い色合いだった全景がどんどん色付いていって最終的には全て虹色に変わるという・・・視覚的にもとても変化のある作品でした。個人的にはもっと評価が高くても良かったと思います☆

<浜松学生連 鰻陀羅>
家康といえば浜松と岡崎で昔から取り合ってるテーマですが(笑)喜怒哀楽の感情がそれぞれ発揮されるストーリー展開と、重厚感のある楽曲の雰囲気で、大河ドラマの様な物語性のある演舞が表現できてますね。中盤の徳川軍対武田軍の戦の様子など、ステージ構成でバトル感が美味く表現できていて素晴らしいと思います。ここまでやってもこのグループでは4位なんですね・・・いやはや、層が厚い( ̄▽ ̄;)

<得点結果>
N→ストライク×1、ビンゴ×2、ニアピン×1(合計12点)
(塁計:ストライク×3、ビンゴ×6、ニアピン×2:35点)
S→ストライク×1、ニアピン×3(合計8点)
(塁計結果:ストライク×1、ビンゴ×1、ニアピン×9:17点)
M→ストライク×1、ニアピン×3(合計8点)
(塁計結果:ストライク×3、ビンゴ×2、ニアピン×7:28点)
D→ストライク×1、ニアピン×3(合計8点)
(塁計結果:ストライク×3、ビンゴ×1、ニアピン×8:26点)
H→ストライク×1、ビンゴ×1、ニアピン×2(合計10点)
(塁計結果:ストライク×3、ビンゴ×1、ニアピン×9:27点)

<審査予想シード抜けルール>
1位扱いとし、シード抜けチームを1位予想していた場合はストライク+5点が入ります。2~4位の場合はニアピン+1点が入ります。

全員が仲良くストライク×1をゲット。あとはそれぞれビンゴやニアピンと多少の差異はあるものの、全員が予想していたチームが上位にすべてランクインという形で、比較的読みやすいグループだったのではないでしょうか?

上記以外にも気になったチームをいくつかコメント。

<佛教大学よさこいサークル紫踊屋>
演舞中に毎年織り込まれてる「あ、あ、あんなこと~♪こ、こ、こんなこと~♪」のコールでお馴染み。チームができた頃からこのコール聞いてる気がするので恐らく初代から脈々と引き継がれているんでしょうね~。縁のストームや農大系列の大根踊りくらい定番になってます(笑)
学生チームの心の不安や葛藤そのものを、希望の未来へ繋げていく願いの様な演舞構成にアツイものを感じました。後半に向けて疾走感が高まっていく楽曲が非常にカッコいいですね!

<ちゃわん娘>
岐阜県は土岐市から参加。陶器で有名な土地柄からちゃわん娘(娘と書いて「こ」と読みます)という可愛らしい名前ですが、男性も数名参加していますね。着流しスタイルに法被、背中には土岐の文字を背負ったよさこいのオーソドックスな衣装ですが、年々各チームの豪華さが進化しているせいかむしろこういうスタイルの方がどまつりは少数派になりつつありますね(笑)
忙しい隊列移動も場面展開もない代わりにしっかりと一曲踊れる作品。筆者の様な古い人間には安心して見れる演舞ですね☆

参加チームに関西勢が多く、ほぼほぼこいや祭りだった(笑)④グループでした。

どまつりだけでなく各地でコンテスト形式のおまつりは多数開催されていますが、それぞれの祭りで評価される、観客にウケる作風の違いがもっと明確になると面白いですね。
逆に評価の方向性の違いをはっきり出すことによって「今年はここで受賞を目指す作品を創ろう」とか「こういうアレンジをしてみよう」とか、祭りごとに違ったテイストが見れそうですし、祭り自体も多様化していくことで集客力も上がりそうな気もしますね。

つづくぅぅぅう!

まだまだ何かをサポートして頂ける様な大層な書き手じゃないのでサポートなんて恐れ多くてとてもとても…>゜))))彡