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#80 今頃振り返るYOSAKOIソーランGrand Prix

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道が見えない闇の中なら、迷わなくていいじゃない?

「進みたい先」なんてものがあればだけれど。

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YOSAKOIソーラン本祭までもう一か月を切ったというこのタイミングで、なぜこの内容をお送りするかというと、単純に途中まで書いてたのでもったいないからというだけの理由です(笑)後日投稿予定の審査予想編のウォーミングアップ程度に軽く見て頂ければ幸いです。

実際に現地では観覧してはいないので(←ココ重要)見る人が見ればきっと薄っぺらい感想です(笑)その辺もご承知おき頂ければ・・・と。
ちなみに前回の予想編の詳細はこちらからどうぞ。

まずは参加チームのおさらいです。

1.北海道科学大学~相羅~(札幌市・15回)
2.グラフィックホールディングスpresents倭奏(札幌市・3回)
3.新琴似天舞龍神(札幌市・24回)
4.北昴(札幌市・5回)
5.井原水産&北星学園(札幌市・27回)
6.恵庭紅鴉ジュニア(恵庭市・6回)
7.遨~すさび~(旭川市・12回) 出場辞退
8.Excla!matioN(帯広市・21回)
9.天嵩~Amata~(千歳市・2回)
10.恵庭紅鴉(恵庭市・20回)
11.夢想漣えさし(枝幸郡枝幸町・23回〉
12.平岸天神(札幌市・27回〉
13.室蘭百花繚蘭(室蘭市・23回) 出場辞退
14.REDA舞神楽(千葉県船橋市・16回)
15.名古屋学生チーム『鯱』(愛知県名古屋市・21回)

元々は15チームの予定でしたが、出場辞退が2チーム出て最終的に13チームでの共演となりました。
そしてNの予想はコチラ。

<N予想> 
大賞:新琴似天舞龍神
準大賞:夢想漣えさし
   :室蘭百花繚蘭
4位:北海道科学大学~相羅~
5位:平岸天神
6位:REDA舞神楽
7位:グラフィックホールディングスpresents倭奏

例年のソーラン通り大賞×1 準大賞×2しか発表されないと思っていたのでおまけ程度に7位まで予想してみたんですよね。
そして公式の結果はコチラ。

<公式結果>
大賞:平岸天神(888点)
準大賞:夢想漣えさし(857点)
    新琴似天舞龍神(835点)
4位:REDA舞神楽(834点)
5位:天嵩~Amata~(821点)
6位:北昴(815点)
7位:グラフィックホールディングスpresents倭奏(808点)
8位:恵庭紅鴉ジュニア(802点)
9位:井原水産&北星学園(798点)
10位:Excla!matioN(773点)
11位:恵庭紅鴉(768点)
12位:北海道科学大学~相羅~(765点)
審査対象外:名古屋学生チーム『鯱』

いつぞやのセミファイナル審査よろしくガッチガチの順次得点公開発表スタイルという事で、10人の審査員×持ち点100点=合計1000点満点のM-1形式という事でした。そうとう緊張感があったでしょうね・・・
正直ここまではっきりとしたガチ審査になるとは思っていませんでしたが、今年に向けての意気込みというか、ソーランの姿勢が垣間見える形に成りましたね。
個人的には前回の記事でも「勝ち負けに拘るなら白黒はっきりつければいいのに」と筆者も主張していたので、非常に良いシステムだったと思います。

ガチガチの予想をしていた割にはストライク(このnoteの用語でいう順位的中)できたのは準大賞(2位)の夢想漣えさしと7位のグラフィックホールディングスpresents倭奏のみ・・・まぁ中々難しいですよね。
個人的には7位の倭奏を当てたのはすごいと思うんですが「タダのまぐれだろ」と言われても返す言葉はありません( ̄▽ ̄;)
2つ当てただけでも大したものだと、自分で自分を褒めてあげたい(岩崎恭子)競馬だったら何も払い戻せませんが(笑)

結果だけ見ればTOP3を御三家が総ナメするという筆者の予想以上のガチガチ結果でしたが、それだけ御三家の力は健在と言う事なんでしょう。点数を見ても下位は僅差ですが、上位ははっきりとした点差がついています。観客のウケと審査員の見立てが比例したのかは会場にいなかったので解りませんが、この3チームが求められているモノってのは既に確定していて、それを極端に崩していない限り安定した高得点が得られるのではないかな?と思いました。減点すべき点があまりないという感じなのかな?
演舞自体はとても素晴らしい出来でしたが、それ以上にソーランの色というか、シンボルたるこれらのチームに上位であって欲しいという審査員の想いが得点に結びついた様な気がします。M-1で言うと正統派漫才コンビに高得点が入りやすいみたいな感じかな?(笑)

そのTOP3に1点差まで肉薄し、すばらしい演舞で会場を沸かしたのが4位のREDA舞神楽。審査枠では唯一の道外参加チームという事で不利な要素がいくつもあったと思われますが、それをものともしないエネルギーでした。このタイミングでのこの作品というチョイスも絶妙☆審査員よりも参加した踊り子に刺さったんじゃないかと思います。大阪の嘉們じゃないですが、踊り以上にメッセージ性の強さを感じました。今年の大賞候補かと。

5,6位の天嵩、北昴。作品カラーは違いますが、若手クラブチームのギラついたエネルギーを感じました。このご時世にチームの勢いを落とすことなく作品を追求し続け、固定ファンもしっかり確保していて今後もファイナル常連チームになっていくような貫禄が出ているなーと思いました。

チーム歴としてはNEW WAVEですが中身はしっかり大人の社会人チーム(笑)の倭奏。色としての見せ方も派手だし、他のチームにはない和楽器の競演と言う武器もあって、現状オンリーワンの方向性を持ったチーム。ここから更に上に行くのに必要な要素は一体何なのか?

順位不同になってしまいますが、恵庭紅鴉・恵庭紅鴉ジュニア。市民チームと言えば個人的には構成や道具を含めた総合芸術で魅せるチームが多いイメージですが、がっつり踊りで勝負してくるスタイルが素晴らしいと思います。ジュニアも体格が小さいだけでほぼ遜色ない運動量・・・少ない人数でも一生懸命踊る姿に心打たれた人も多いのではないかと!

Excla!matioN、よさこい初参加の時に見て非常に印象的だったチームの一つですが、当時と作品の雰囲気がだいぶ変わりましたね(まぁ筆者の比較は20年前ですが・・w)とはいえ音楽や振付に他のチームでは見られないクセがあって、キレのある踊りは相変わらず見てて楽しいです☆
個性派という点では今回の参加チームの中でも随一?

学生チームから井原水産&北星学園北海道科学大学~相羅~
学生チームはホント色々と制約がある中、よくここまでの作品を仕上げてきたと思います!北星はまたかつての雰囲気から少し演出方向に変化見られましたね。相羅も前半と後半でテイストの違う演出でしたが、どちらのチームからも演舞から迸るパワーは1級品☆限られた時間の中で輝く若いエネルギーが感じられました。

そして審査対象外でしたが愛知からはるばる参加した名古屋学生チーム鯱。筆者はテレどまでも現地の演舞でも見せて貰ったお馴染みの作品でしたが、すっかり貫禄の付いた踊りでした。かつてはよさこいの先輩だった北海道の皆さんが今ではどまつりのチームを意識し、勉強する事も多いと聞きます。これからも双方にとって高め合える、一つの指標となるチームであって欲しいですね☆

そしてこの2年間で中々思う様な活動ができなかった学生さん達は、社会人いなってもぜひよさこいを続けて貰いたいと思います。たくさんの魅力的な社会人チームが手ぐすね引いて(笑)待ってます!

てなわけで駆け足でしたがYOSAKOIソーランGrand Prix振り返り編でした。ってかあれからもう3ヶ月以上経って気が付けばソーラン本祭まであと僅かですね・・・。今頃どのチームさんも練習の追い込み時期になると思いますが、季節の変わり目で体調も変化しやすく、疲労も蓄積してくる頃だと思いますので、健康に留意しながら悔いなく本祭を迎えられる様に楽しんで頂けたらと思います。

一ファンとして来月の本祭が無事開催されることを祈念しています☆

まだまだ何かをサポートして頂ける様な大層な書き手じゃないのでサポートなんて恐れ多くてとてもとても…>゜))))彡