#206 ソーラン回想録 本祭一次審査⑥ブロック(第33回YOSAKOIソーラン祭り)
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死の質を問え
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<TOP画像 photo by たかし@光速の豚 様>
という訳でソーラン回想録、ちゃっかりやりまーす。本祭審査編も後半戦へ突入!既に北海道でも各地でイベントシーズンが始まっており、今年本祭へ行けなかった人、行ったけど見れなかったチームを見る機会がたくさん生まれてますね!北海道の短い夏、ぜひ推しは推せる時に推して頂きたいと思います。
本格的なシーズンインの前に思い出せることは思い出しておきたい。前回の回想録、本祭一次審査⑤ブロック編はこちらからご覧ください。
終わってみれば予想通りだったこともそうでなかったことも起きた⑥ブロックです。
それではどうぞ!
<⑥ブロック> 南パレード 13:40~15:10
舞灯雄武
関東学院大学“誇咲”
SA:GA-彩雅-
劇団果実籠
百合文殊
桜閃
札幌大学 La fête
Excla!matioN
女満別龍舞隊
CHIよREN北天魁
全員が気持ちよくストライクをGETし、2位以下は明暗分かれる結果になりましたね。まだまだポイント的にはダンゴ状態が続きます。
<CHIよREN北天魁>
メッセージ性の強い演出はいつもの通りなのですが、今年は例年に輪をかけて想いの溢れた作品になったかと。とりあえずド頭の「顔」の集合に度肝を抜かれますよね。その後もなんやかやとストーリーが続いて、最後に全員大合唱で感動のフィナーレ☆気になる人は公式Xをチェックだ!(笑)
<Excla!matioN>
冒頭から圧倒的なお祭り感を発しながら、観客を盛り上げつつ自分達もハイテンションで盛り上がる様は非常にノせられる感じですね。前後リバーシの衣装と!マークの鳴子もオシャレでいい感じ☆チームカラーを残しつつ、新しいパフォーマンス創作し進化を続ける、チーム発展の好例だと思います。
<SA:GA-彩雅->
古くからのYOSAKOIファンが多い作風は今年も健在。最初の構え方からどこか懐かしさを感じさせます☆ストーリー性を感じさせる壮大な場面展開と、それを視覚的に彩る優雅な衣装と小道具が良き。リフト等を使った縦の空間の魅せ方も巧者。U40規模の人数でここまで上がってきたのは凄い!
<関東学院大学“誇咲”>
通常時の衣装もデザインが良いですが、衣装替え後の色味がまた鮮やかでいいですね。衣装替え後で前後リバーシってあまり見た事ないかもしれません。観客的にも変わった!って感じが伝わりますね。前後左右のパート分けがたくさん登場する、学生らしい躍動感ある踊りもまた良いですね。
上記以外にも気になったチームをいくつかコメント。
<劇団果実籠>
毎年思う事ではありますが、身体が小さいだけでパフォーマンス力は大人のチームと変わらないというか、それ以上のエネルギーを感じましたね。1トップで登場する子とか、凛とした気迫を感じます。次々登場する小道具による構成変化も見応え十分。フルバスまで太鼓打つとは思わなかった…
<桜閃>
シマエナガ旋風を巻き起こしグッズの売り上げに貢献したとかそうでないとか(笑)それを加味しなくても非常にオシャレでかわいい衣装ですよね。これ着たくて入ってくる踊り子さんもいそう。人数は少ないですが、勇壮でかっこいい曲と踊り、作品テーマにまとまりを感じる良作品でした。
やはり規模感というか、全体的にかなりのインパクトを見せつけたCHIよRENの存在感が強かった⑥ブロックでした。
道内・道外関係なく「ソーランとは、ソーランらしさとは」という事を追い求め、それぞれの手法で表現しているという事が伝わってくるチームが多くていいですね。色々と課題や問題はまだまだありますが、こうやって前向きにそれらを乗り越えて楽しもうとする姿に力を貰える気がします。
つづく!
まだまだ何かをサポートして頂ける様な大層な書き手じゃないのでサポートなんて恐れ多くてとてもとても…>゜))))彡