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ワーホリで仕事を見つけるまで 1

私はワーホリでは、現地の人たちと一緒に英語環境で仕事をすることを目標にしていました。そして、仕事をするなら、もともと興味があったツアーガイドの仕事かカフェでの仕事がしてみたいなと思っていました。

私がワーホリをしていたトロントの観光シーズンは主に夏で、私が仕事探しをして実際に働き始めるとなると、観光シーズンが終わる秋ごろからでした。求人サイトなどで調べてみましたが、やはりトロント近辺でのツアーガイドの仕事はほぼなく、ツアーガイドの仕事は現実的ではないと思い、カフェでの仕事探しに切り替えました。

元々漠然とカフェで働きたいなぁと思っていたこともあり、語学学校でCafe Englishという、カフェで働きたい人向けのコースをとっていました。授業の中で面接練習やレジュメの書き方をレクチャーしてもらったり、仕事探しの準備している人に向けては、実践的でとても役に立つ内容が学べました。


そして、語学学校の卒業が近づいてきた約3週間前くらいから、仕事探しを始めました。カナダでの仕事探しは、主に求人サイトから情報を見つけて応募する、友人知人に紹介してもらう、自分が気に入ったところに直接レジュメを配って回ることが一般的なようです。私も求人サイトで仕事を探してみましたが、思ったよりもカフェでの求人がなかったため、トロントにあるカフェたちをリストアップし、そこから一つずつ書いたレジュメを配って回ることにしました。


レジュメ配りは、主に授業がない土日に行いました。初日はダウンタウンを中心にに配ることにしました。しかし、やはりいざお店に突撃するとなると、緊張して怖くなってしまい、出発する前はコピーしたレジュメを全部配るつもりでいたにもかかわらず、初日は1枚も渡せずに帰ってしまいました。家に帰宅してから、このことがとても悔しく、次は1枚でもいいから渡そうと思いました。

そして後日、ダウンタウンのセカンドカップに行きました。お店に入ってからもやはり、緊張して店内をしばらくうろちょろしてました。笑 そして、カウンターのお姉さんがちょうど手が空いた時に、勇気を出して「Are you hiring?」と聞くことができました!レジュメを持っているか聞かれたため、持っていたレジュメを渡し、後日マネージャーに渡しておいてもらうことになりました。初めてレジュメを渡せたことが嬉しく、それが自信となり、他の店にも同じようにレジュメを渡していくことができました。

その中で、1件フランス人のオーナーがやっているローカルカフェで、興味をもってもらい、レジュメを配りに行ったその日に、コーヒーの作り方を教えてもらったり、閉店作業を手伝ったりさせてもらいました。お土産にお店で余ったパンをもらい、店長が近くの駅まで車で送ってくれました。(今考えると、無防備すぎたかも。)面接結果は後日連絡するということで、その日は終わりになりました。


また別日には、自分の家の近くのショッピングモール、Yorkdale mallへレジュメを配りに行きました。その中で、一つたまたま入ったカフェに運良くマネージャーがおり、直接レジュメを渡すことができました。すると、また改めて面接にきて欲しいと言う話になり、最後に「Please come next 水曜日.」と言われ、「OK」と返事をしたのですが、よく考えると「ん?水曜日?この人日本語喋った?」と思い聞いてみると、そのマネージャーは日本に興味があり、日本語を勉強されているとのことでした。

今思えばあの日会ったマネージャー、ジャミラに会っていなければ、私があのカフェで働くことはなかっただろうと思います。

長くなりそうなので、続きはまた明日!

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