#90 あなたの心を管理しているのはあなた自身

個人と組織の能力を最大化し、
物語を共に創る伴走者、
ナラティブサポートの上村です。

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月曜日はNLPの前提シリーズです。
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#16 NLPとしての役割
#33 相手の世界観を尊重する。戦隊ヒーローになりたい子になんて声をかける？
#41 その行動はあなたにとっても周囲にとっても良いものですか？
#48 相手の抵抗は信頼が不足しているから
#55 相手のその一面は一部であって全てではない #69 問題、制限は「チャンス」である
#62 人は持てる限りの資源を使って最善を尽くしている
#69 問題、制限は「チャンス」である
#76 行動をキャリブレーションする
#83 地図は領土ではない

9つ目の前提

今日はNLPの9つ目の前提です。
あなたの心/精神を管理しているのはあなた自身。よってその結果もあなたの責任である。

夜と霧

ヴィクトール・フランクルの「夜と霧」という彼自身の強制収容所での体験記録を読まれた方も多いのではないでしょうか。

彼は3年間収容所での生活を送りました。日々、ガス室に送られるものがいたり、自暴自棄になるものがいたり、また彼の家族もこの収容所で亡くなりました。絶望しかない世界の中で彼は唯一の自由を見つけました。後に「人間の最後の自由」と自ら名付けたその自由は

「何が起ころうとも、それが自分に与える影響を自分自身の中で選択することができる自由」でした。

収容所の中で解放された後の世界を想像しました。そして彼は他の収容者たちにも希望を与えて収容所という過酷な環境にあっても尊厳を保たれたのです。

私自身の経験

私も20代の時に上司との関係性が壊れてメンタルを壊した事もありました。その後、部署異動しても当初はその上司に対して負の感情を持っていました。「あの人のせいで自分の人生が変わってしまった」「思い出すたびにイライラする」そんな事を思っていました。

しかしある時に気付きました。
「どうしてあの人に自分の人生を左右されなくてはいけないんだ」
「どうしてあの人に自分の心の大半を占領されなければならないんだ」
と。

まさに以前の私は自分の心を自分自身で悪い方にコントロールしてしまい、結果としてイライラする感情を持ってしまったのは私の責任でした。

しかし、その事に気付き、ポジティブな方向に自分の意識を向けると気持ちにも余裕が出来て仕事も私生活も上手く運びました。

仕事をしていてイライラする事があったり、相手が思うように動いてくれなくてがっかりすることがあったり、許せないような人がいるかもしれません。

日常において様々な負の感情が湧く事があると思います。
それでもし、自身の身体に悪い影響を及ぼしていたり、悪い結果を起こしているようであれば、事実に対する見方を変えてみてはいかがでしょうか？

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