見出し画像

複数のメガベンチャーに内定した就職活動の総まとめ

この記事は、私の現状の環境、経験、思考、就職活動の進め方、結果、そして今後についてを書いたものです。
現在編、過去編、未来編、就職活動編と区切っています。

※2020年卒の就活の際の記事です。

本当は「これで受かる!」みたいなことを書きたかったですが、大事なのは自分の軸と経験を背景に自分の言葉で話せるかだと感じたので、自分の具体例を結構もりもりに書いたので飛ばしながら興味あるところだけ読んでいただけたらと思います。

結果だけ気になる方は目次から「選考結果まとめ」「最終的にどこに行くの?」に飛んでください。

また、この記事の一部には全ての内定を取り終えた4月に執筆したものが含まれています。そのため、今と相違する可能性があることをご了承ください。

▼ 就活をした方が良い理由と良かった経験をまとめた記事を執筆しました。ぜひ合わせてご覧ください。

現在編

現在編では、現在の私についてまとめます。
コンテンツというよりは、私の実態を正しく知ってもらうための章です。

現状の環境

日本工学院八王子専門学校
出席率は悪いです。(専門は単位制でなく時間制なので)成績も低いです。結果で殴って進級しています。
エヌ次元株式会社
自分のエンジニアの師匠の方の会社です。フロントからサーバ、アプリ、データ整形とネットワーク、インフラ以外で広く従事させていただいてます。学生のマネジメントもしています。
株式会社プレックス
ビジネスの師匠の方の会社です。プロダクト開発(WEB、アプリ)や社内ツールの開発と全体の開発の7割くらいをやっています。今年は1つ事業を全体的にみるのと、開発組織の土台作りも行なっています。最近はインターン生3名をマネジメントしています。

過去編

過去編では、主に私の学生時代の思考、行動をまとめます。
就職活動編の準備の章でもあります。

高校生時代

高校生時代は薬学に進む気でしたがWikipediaの姉妹会社のWikiaという会社の日本支部で働くのをきっかけにエンジニアに憧れました。(当時はWEBライターとして従事していました)

進学先にはとても悩んだ末に自分を追い込む気持ちで大学でなく専門学校に進学しました。
学問に戻れるように4年制の専門学校である日本工学院八王子専門学校にしました。(4年制の専門だと大学院にいけるところもあります)

専門学生時代

入学時に決めた設計
1年:基礎力をつけ、選択できる立場になる。基本情報をとる。
2年:学びながら働ける環境を見つけ、選択肢を広げる。
3年:広げた選択肢からコミットする環境を選び更に力と実績をつける。
4年:環境に仕組みを残す。大きな成果を作る。アウトプットをする。


各学年でのまとめ

1年
自分は全くのド素人だったので授業だけでは足りないと考え、学校の情報系のサークルに入りました。
サークルは、SPAJAM、ICTSC、ISUCON、SECCONと色んな大会に参加しており、その度に勉強が開かれていました。

・初日に学校支給のパソコンのOSがWindows→ArchLinuxになる
・部長にこれ読んでとLPICを渡されて終了
・パソコンの設定ファイルをいじられてバグを仕込まれる
・長期休みも毎日活動

など、先輩方に厳しくもしっかりと教えていただきました。
秋には基本情報も取得でき、冬には2年生へ向けて開業もしました。
成績は全ての単位で最高評価でした。

2年
開業した後は3ヶ月ほど受託開発をしていましたが、「もっと大きいことをして、更に成長したい」と思うようになり師匠探しを始めました。
師匠が見つかり働き始めた後はクビにならないように成長を見せるので必死でした。

師匠のところで簡単な業務がこなせるようになった秋からはビジネスの方の知識も得たいと考えるようになり、ビジネスの師匠も探し始めました

事業を1つ作り、新規事業において開発とビジネスがどう動くのかを実際に触りながら学ぶことができました。

冬にはPython教室の講師もやりました。

また、師匠のところで数学の講義も始まり学問に対する興味が強くなり、数学、英語、コンピューターサイエンスの独学を始めました。

応用情報は春に受けましたが落ちました。
秋は忙しく申し込みをしませんでした。

コンテストで入賞もしました。

2年次は、選択肢を広げるために全部やってました。実力も経験もなく夏頃までは2日に1回の睡眠でなんとか全部やっていました。

効率は悪かったと思います。

学校も出席率が悪くなり(専門は単位制でなく時間制なので)成績も底辺まで落ちましたが、点数、実技の評価はよかったのもあり、なんとか進級できました。
学校の出席率が低くなったのでサークルにもほとんど参加しなくなりました。

3年
ビジネスの師匠が起業したので初期メンバーとして加わりました。ここではビジネスの背景や現状を汲み取り、開発、準備をすること、優先度を適切に把握して自社で開発すべきもの、SaaSに頼るもの、提案するもの、断るものなどを実際に触りながら学びました。

会社の立ち上がりを中から見れたのはいい経験でした。

師匠のところでも人が増え学生のマネジメントなどを行うようになりました。人がどう考え、どう実装しようとしているのか、今何をすれば成長の障害を取り除けるのかをじっくり考える機会が多かったです。業務も任せていただける範囲が広くなり苦戦もしましたが成長に繋がった実感があります

特に英語のドキュメントを読み込むこと、内部実装を追うことが習慣になったのは大きかったです。

1月から4月まで就活を行いました。

春に応用情報を取得しました。

いくつかのコンテストで優勝、入賞もしました。

学校の方は相変わらず出席率は悪かったですが、実績が伴ってきたのもありなんとか進級できました。

未来編

未来編では、主に自分が何になりたいのか、どこを目指すのかなどの自己分析をまとめています。
過去編と同じく、就職活動編の準備の章でもあります。

自己分析まとめ

何回もアップデートしていますが、最新のものを記載します。
DeNAの人事の方と一緒に行なったものでもあります。
最初に言っておきますと、自分は技術×ビジネスのタイプでした。

フロー
1. 過去において、自分が「エネルギーを注いだもの」の具体例を出す
2. 1の具体例を抽象化して欲にする(汚いものでもOK)
3. 2の欲が満たされている状態が未来の理想の姿であることが多い。
4. 過去において「やる気が下がったこと」の具体例をあげる。
5. 4を抽象化して「耐えられないこと」を出す。
6. 1〜5で未来の理想像をかく(3年後くらい)
7. 1〜6を踏まえて理想の自分になるために最適な「人、 事業、環境」を書き出す。(優先順位をつける)
8. 1〜7をふまえて、各企業について、プラスと、マイナスを書き出して優先順位でスコアを出す。

以下、私の場合の実例

なりたい姿
事業推進に貢献できるエンジニア
自分の欲
1. 承認欲(自分が自分を好きでいたい)
2. 知識欲
3. 成長欲
企業に求めるもの
ヒト
・技術力がある
・分析力がある
・成長意欲がある
・失敗に寛容
・多様であり寛容
・無駄なことが嫌い
・ビジネスにも関心がある
事業
・勝算がある
・脳死でない
・悪でない
・やっているプロダクトが広い
環境
・妹と弟の学費を払えるだけの給料
・成長欲がある
・変化を支えてくれる(している)
・組織の長期的な最大化を考えている
・部署同士の仲が悪くない
・挑戦を支えてくれる(している)
・失敗に寛容
・ツール、PCに投資している
・個人の学習や活動を妨げない
・実家に半日でいける
順位
0. 勝算がある
0. 脳死でない
0. 悪でない
0. 妹と弟の学費を払えるだけの給料
---- 必須 ----
1. 技術力がある
1. 分析力がある
2. 成長意欲がある
2. 成長欲がある
2. 変化を支えてくれる(している)
2. 組織の長期的な最大化を考えている
3. 部署同士の仲が悪くない
4. 失敗に寛容
4. 多様であり寛容
4. 挑戦を支えてくれる(している)
4. 失敗に寛容
5. ツール、PCに投資している
6. 個人の学習や活動を妨げない
7. 無駄なことが嫌い
8. ビジネスにも関心がある
9. やっているプロダクトが広い
10. 実家に半日でいける
耐えられないもの
・自分の時間が無駄になっている状態
・学びがなく、改善もできない環境
・思考が許されない環境

就職活動編

就職活動編では、主に就職活動における私の思考、行動、改善をまとめます。
また、各企業での選考の失敗、改善もまとめています。

※冒頭にも記載しましたが検証の詳細については別記事を執筆中です。

就職活動期間は1月〜4月の4ヶ月間でした。

また、スーツは一度も着ませんでした。

なぜ就職活動をしようと思ったのか

現状でもエンジニア、ビジネスの学びの環境は得ていて私自身まだまだ学ぶことはあると感じています。

しかし、開発組織の設計や事業を持つ経験をした時に「技術の限界がサービスの限界になる」「組織運営について何も知らない」ことを痛感し、同時に興味が湧きました。

そこで就職活動を通して各社のエッセンスを覗きに行こうと考えたのがきっかけです。

就職活動の中で、挑戦したい欲が強くなり途中からは純粋に内定を得られるように活動をしていました。

利用したサービス

当時の私は忙しかったのと、エッセンスを覗きたかったのもあり、イケてるWEB系企業は全部受けるつもりでした。
そこで勝手にきっかけを作ってくれる就職支援サービスに数多く登録しました。

中でも以下2つが人のメンターがついてくださり、連絡、相談、アポイントメントを積極に行なっていただいたオススメのサービスです。

サポーターズ
メンターの方との相談の結果、全部受ける適性があるとなり、本当に全部つないでもらいました。ほぼ毎週選考というハードなスケジュールを心配してか頻繁に連絡もいただきました。
支援金という形でお金もいただけるのも嬉しいサービスです。
キャリアセレクト
こちらもメンターの方がついてくださり相談にのってもらいました。サポーターズで多くの企業と接触していたので繋いでいただくことはなかったですが、それでも丁寧に対応していただけました。

選考も数をこなせば最適化されるだろうと考え、最初は3日に1回は選考があるように予定を組みました。

また、大きめの仮説が固まった段階で逆求人イベントに参加して、検証も行なってました。
とてもハードでしたが結論として最適化はされました。

※冒頭にも記載しましたが検証の詳細については別記事を執筆中です。

有料コンテンツ
・選考での失敗と改善
・評価されたところ
・選考結果まとめ
・内定した企業のオファー条件まとめ
・内定をもらったあと承諾までにしたこと
・参加したインターン
・最終的にどこに行くの?
・おまけ

 ・履歴書はコツとかありますか?
 ・資格は意味ありましたか?
 ・
面接でよく聞かれた質問は?
 ・
面接でのコツはありますか?
 ・
就活時に使用していたスプレッドシート(2019/11/4 追加コンテンツ)

ここから先は

3,211字

¥ 700

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?