「新・一汁一菜」のご提案
以前「食事バランスガイド」をご紹介しました。
食事バランスガイドは、1日単位で
何をどれだけ食べればよいかの指標です。
では、1食の献立は
どのように考えればよいでしょうか?
日本人の食事の基本は
「一汁三菜」と言われています。
・ご飯
・汁物(みそ汁)
・主菜1品
・副菜2品
これは、食事バランスガイドの
1日分の食事を
ちょうど3等分した形になっています。
ですので、これは理想の形だと思います。
ですが・・・
これ、できそうですか?
「できそうです」
「やってみたいです」
と思われるのであれば
目指していただけるのが
理想的な形とは思うのですが
正直言って
毎日4品準備するの大変じゃないですか!?
会社員時代
平日は朝7時に家を出て
20時くらいまで仕事して
1時間半かけて帰宅して
腹ペコの自分と夫のために
速攻で晩ご飯作って食べる生活…
それで一汁三菜を目指していたら
たぶん倒れていたと思います。
一人暮らし時代は
みそ汁こそ作っていませんでしたが
三菜は用意していました。
一週間分の食事を主菜1品+副菜2品
週末に作り置きしていましたが
結婚したら量が2倍になり
全部を週末に作り置きしようとしたら
何時間かかるんだ!?と思い…
(やってらっしゃる方の
ブログなどもありますが)
他にやりたいこともあるし
何より休みの日は休みたい…
何とか毎日短時間で
バランスの良いご飯が作れないか?
そこで編み出したご飯の基本パターンは
「新・一汁一菜」です。
もともと「一汁一菜」とは
粗食を表す言葉で
みそ汁とちょっとの漬物だけで
ご飯を食べることを指します。
が、さすがにそれでは足りません。。
私の実践している「新・一汁一菜」は
以下の3品の組み合わせです。
(量は1人前です)
【主食】
ご飯(白飯)です。
量は180gを目安にしています。
(食事バランスガイドの2つ分相当)
雑穀米にすると
食物繊維がプラスできるのですが
あまり好きではないので(夫が)
普通の白米です。
【主菜】
メインの食材は肉か魚100gが目安
「手のひらにのるくらい」の量と
よく言われます。
さらに、副菜1つ分(材料で70g)の
野菜を入れ込みます。
煮物や炒め物に入れたり
付け合わせとして添えたり
(添えるという量じゃなくなることも
多いですが)
【汁物】
みそ汁が基本です。
副菜1つ分に相当する量の
野菜・きのこ・海藻を入れます。
汁物なしで副菜(常備菜)にする
日もあります。
みそ汁は作り置きには向かないので
(味が落ちるし日持ちしない)
作り置きしたい方は汁物よりも
副菜がおすすめです。
これなら2品でも十分に
食事バランスガイドの1食分を
カバーできます。
忙しい方には
こういう形もありますよというご提案でした。
お読みいただき、ありがとうございました。
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