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食べていないのにやせないのはなぜ?①

こんにちは。
あなたの「なりたい」を応援する
管理栄養士/ライフミッションサポーター®の
成松由佳です。

前回の記事では
食事の「適量」がわかる方法について
書きました。

▼前回の記事はこちら


ご自身の食事と比較して
いかがでしたでしょうか。

「大して食べていないのにやせない…」

と思った方もいるかもしれません。

今回は、その理由と対策をお送りします。

食べたことを忘れている

実は食べているのに
食べたことを忘れているもの
ありませんか?

えっ、そんなことないよ
と思われるかもしれませんが、

本人が「食べた」と話した食事から
計算した摂取カロリーは、
実際の食事のカロリーよりも
低くなることが知られています。

このことは

「過小申告」

と言われており

食事調査での摂取カロリーは
およそ10~20%少なく見積もられることが
知られています。

2000kcalとっている人なら
自分が思っているよりも
1日あたり200~400kcal多く食べている
計算になります。

結構な量ですよね。。

ちなみに、
男性より女性、
普通体型より肥満の人の方が
少なく見積もりやすいことも
知られています。

「食べた」ということを
認めたくない、知られたくない気持ちが
働くのでしょうか…

なお、我が家でも
先日こんな事件が起こりました。

人はどうやら
食べたものを忘れるように
できているみたいですね。

記録をとってみよう

とはいっても、
ダイエットのためには
自分が何をどれくらい食べているのか
知る必要があります。

認めたくないかもしれませんが、
現状がわかれば
対策が見えてくるので

ここはひとつ、
ポジティブにいきましょう!

自分が食べたものと、その量を
記録してみましょう。
写真に撮ってもOKです。

気をつけるポイントは
「口に入れたものはすべて」
記録すること。

3食の食事は大丈夫かと思いますが、
それ以外に口にしている
お菓子、お酒、甘い飲み物…

カロリーがあるものは
すべて忘れずに
記録してみてくださいね。

(カロリーゼロ理論は
 一度捨ててください^^;)

日によって食べるものや
食べる量も違うと思いますので
まずは3日間、
できれば1週間以上

記録するのがおすすめです。

実は食べ過ぎているもの、
気をつけることがわかるかも
しれません。

もしくは、
「記録が面倒」を原因に
食べ過ぎをやめられるかも
しれません。

どちらにしても効果ありです!


それでもやっぱり、
「本当に私は食べ過ぎていない」
と思われる場合は、

食べる量が少なすぎて
太る原因になっている

可能性があります。

「えっ、どういうこと?」
「摂取カロリーを減らせば
 いいんじゃないの?」

と思われるかもしれませんね。

この理由については
次回の記事でご説明します。

本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。


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【参考文献】
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」第一出版(2020)p26-27,オリジナル資料p18-19


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