有料noteという選択。学びを無理なく届け続けるために

最近、大きな決断をしました。

これまで開催してきた
イベント・ワークショップ・講座をやめ

代わりに、相当する内容を
「読むレッスン」として
noteの有料記事で
書いていくことにしました。

これは、お役に立つ活動を
続けていくための決断でした。

起業してからの3年半の間
「講座ビジネス」のモデルで
軌道に乗せるべく、

講座を企画して、告知・集客して
開催する一連の流れを
ずっと繰り返し頑張ってきました。

先日、
ネガティブな原動力を手放したことを
記事にしましたが

これ以来、
講座をやろうという気持ちが
起こらなくなってしまいました。

企画→告知→集客→開催を
ひたすら繰り返す
この終わりのない活動に
疲弊している自分がいることに
気づいてしまいました。

講座を作ること自体は
楽しかったけれど、
毎回の集客と開催に
プレッシャーを感じて

「来てほしいのに、来てほしくない」
という矛盾した気持ちが
心の奥底にありました。

もちろん、
参加される方がいらっしゃれば
嬉しく、ありがたかったですし

全力でサポートしたいという想いも
嘘ではありません。

でも、どうしても
「苦手なことをやらないといけない」
感覚は残っていました。

講座運営を楽しめる人、
人と集まって話すことで
エネルギーチャージができる人は
講座を続けていったらよいと思うのですが

私はそうではなく、
エネルギーをすごく消耗するタイプ。

それでも、
過去の悔しさ、見返したい気持ち
「私だってやればできるって思いたい」
これが強い原動力になっていて

一心不乱に頑張ってきたけど、
もう限界だったし

今まで作ってきた告知画像や
スライドの数々を見て
「これまで十分やった。もういいか」
と、自然に手放す決断ができました。

これからは、
苦手を克服する頑張りではなく、
強みを活かすほうに
エネルギーをシフトしたい。

そうでないと、続けていけないから。

私が伝えることで楽になる人がいると
信じて活動しているので
それをやめたくはない。

それならば、
無理せず長く続けられる形をとろう
と決めました。

そして、
全部手放しても残ったのは
文章を書いて伝えること
でした。

これは、私が
誰に頼まれなくても
お金にならなくても
ずっと自然にやってきたことです。

中学生の頃にブログを始めてから
早20年以上、

何かしらの形で
「ネット上に書くこと」は
続けてきていました。

今後も、経験からの学びや
大切なこと、自分の変化を
役立つように伝えていくのに、

私にとって最も無理のない方法は
文章だったのです。

この形式は、学ぶ側にも
メリットがあると思っています。

それは、
必要なタイミングで、
好きなペースで学べること。

誰にでも、学びたいと思う
「タイミング」ってあると思っていて、

最初は興味なくても、後から
「あのとき見たやつ、今受けたらいいかも」
と感じた経験がある方も
いらっしゃるかもしれません。

でも、講座だと
そのタイミングで開講されていなかったり
開催日に都合が合わなかったりして
すぐに受けられない、
ということも起こり得ます。

記事ならば、いつでも読めるし
自分でタイミングを決めて学べる。

学ぶかどうかを考えるペースも
自分で決められる。

その自由さも大事にしたいなと思いました。

私自身も、何かを学ぶ前には
じっくり考えて、
自分のタイミングで決めたい派です。

販売戦略として、よくある
「次の開講は未定」
「今日から3日以内ならこの価格」
みたいなのは、本当は
言うのも聞くのも苦手。

（今までは言ってきましたが…）

受け手としては、
急かされて判断力が下がり
後から「ミスったな…」って経験も
何度かありますｗ

そうではなくて、

自分でしっかりと考えてから
良いタイミングを選んで学んだ方が、
よりピュアな気持ちで学びと向き合えて
得られるものも多いように思うのです。

特に、noteにいらっしゃる方々は
その傾向が強いのではないかなと
勝手ながら思っています。

提供する側が無理に急かさなくても、
自分で考えて、必要な道に進める力を
そっと応援したいなと思います。

というわけで、これからは

無料記事も今まで通り書きながら、
「読むレッスン」としての有料記事も
配信していきます。

気づきや学びが何かのヒントになり、
安心してゆとりをもった
よりよい暮らしの実現につながりますよう
精一杯書いていきますので、

引き続きよろしくお願いいたします。

本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。