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ダイエットコーラは太らないって本当?

こんにちは。
あなたの「なりたい」を応援する
ダイエットサポーター
管理栄養士の成松由佳です。

(初めましての方は▶こちら♪)


今日のテーマは

「ダイエットコーラは太らないって本当?」

甘いものが飲みたい!
でも、カロリーが気になる…

そんなとき、

ダイエットコーラなどの
「ゼロカロリー」の飲み物が
気になりますよね。


「これだったら、
 気にせず飲んでもいいのかな?」

という疑問に答えていきます!


飲み物のカロリーに注意!

栄養相談を行っていると

飲み物のカロリーは
見落とされがち

と、よく感じます。


ちょこちょこ飲むと
意識が薄れがちですが、

カロリーは確実に
積み上がっていきます。



「食事バランスガイド」では
お菓子と嗜好飲料の摂取量の目安を
「1日200kcalまで」としています。


ダイエット中でも
食べてはいけないわけでは
ありません!

ただし、
さらに少なめに
100~150kcal程度を
目安にするとよいでしょう。


100kcalを飲み物で表すと

コーラ:220mL
コーヒー(ミルク・砂糖入り):260mL
オレンジジュース:220mL
スポーツドリンク:500mL

文部科学省「食品成分データベース」より概算
https://fooddb.mext.go.jp/index.pl

あっという間に
飲めてしまう量です。


これに加えて、
お菓子を食べると
カロリーオーバーになりますね。。


ゼロカロリー飲料は太らない?

そこで、魅力的なのが
「カロリーゼロ」の飲み物です。

砂糖の代わりに
・アスパルテーム
・アセスルファムK
・スクラロース
などの人工甘味料が使われています。


人工甘味料は
カロリーが低く、
少量で甘味が強い
という特徴があるため

カロリーゼロでも
甘味をつけられます。



砂糖をとりすぎると
消化・吸収された糖は
血管に入り、血糖値が上昇します。

すると
「インスリン」というホルモンが出て
血液中の糖が脂肪細胞に取り込まれ
体脂肪に変換され、蓄積されます。


一方、人工甘味料は
消化・吸収・代謝がされにくいため
摂取しても血糖値は上がりません。


砂糖の入った飲み物を
人工甘味料を使った飲み物に変えると

摂取カロリーが抑えられ、
体脂肪の合成も抑制できます。


アメリカの糖尿病学会と心臓病学会によって
2012年に出された声明によると、

砂糖の代わりに
人工甘味料を使用することで
肥満・糖尿病の予防や治療に
有用な可能性がある

とされています。


ただし!

人工甘味料が
体内の糖の代謝に及ぼす影響は
まだ十分わかっていない

とも書かれています。


人工甘味料が
体に及ぼす働きとして
以下のような可能性が
考えられています。


・甘味を感じても血糖値が上がらず
 脳が混乱し、食欲が増す

・強い甘みに慣れ
 より甘いものが欲しくなる

・ダイエット効果を過信し
 減った分のカロリーより食べ過ぎる

・腸に味覚を感じる細胞があり
 甘味を感じると糖の吸収が促進される


これらの影響から、
長期的にみたときに
人工甘味料が体重に与える効果は
まだはっきりしていません。


飲みすぎには注意!上手に活用しよう

ここまでの内容から
考えると、


甘いものを飲みたくなったときに
「ゼロカロリー」のものを選ぶのは
ダイエットに役立つといえます。


が、
甘い飲み物を
普段からたくさん飲む、
もしくはいつも飲んでいる方は

ゼロカロリーかどうかに関わらず
減らしたほうがよさそうです。


普段の水分補給は
水かお茶
で、

甘い飲み物は
仕事中などにちょこちょこ飲まずに
量と時間を決めて飲むのが
おすすめです!

飲む量は
その他の嗜好品(お菓子・お酒)の
量と合わせて調節しましょう。


本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。




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【参考】(2022.5.10閲覧)
厚生労働省「e-ヘルスネット 間食のカロリー」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-03-013.html
櫻井勝,人工甘味料と糖代謝,糖尿病; 59(1): 33-35(2016)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tonyobyo/59/1/59_33/_article/-char/ja


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