![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63369351/rectangle_large_type_2_0ed128ffa85a17b7e1d39320e3996d70.png?width=800)
果物は野菜の代わりになりますか?【#私の朝ごはん】
こんにちは。
あなたの「なりたい」を応援する
管理栄養士/ライフミッションサポーター®の
成松由佳です。
今日もnoteの「募集中のお題」で
書いてみます。
今日のお題は
#私の朝ごはん
「管理栄養士だと
朝からしっかり料理して
一汁三菜を揃えるのかな?」
と思われるかもしれませんが
朝に弱いうえ、
料理もそんなに好きではないので…
(↑いろいろ試すのは好きだけど、
日常料理するのは面倒が勝つ)
品数増やさず、
手軽に用意できるものを
食べています。
例えば、ある日の朝ごはん
・トースト(ゆで卵とチーズ乗せ)
・キウイ
・マスカット
・カフェオレ
食事のバランスを整えるのなら
・炭水化物源(ごはん、パン、麺)
・たんぱく質源(肉、魚、卵、大豆製品、乳製品)
・野菜
の3つを揃えたいところ。
でも、野菜がありません…
時間がなかったのと、面倒だったので
この日は代わりに果物をつけました。
「果物は野菜の代わりになるの?」
というご質問が飛んできそうですが
これに教科書的に回答するなら
⇒果物は野菜の代わりになりません・・・
・果物は糖分多い
・野菜ではとれて、果物ではとれない栄養もある
(野菜の種類にもよりますが、ビタミンA、カルシウム、鉄など)
でも、以下の栄養素は
果物からも野菜からも摂ることができます。
・ビタミンC
・カリウム
・食物繊維
それに、
「料理せず生で食べられる」って
手軽で魅力的。
また、旬の果物を選べば
季節を感じるきっかけにもなります。
日本では
「野菜は1日350g」と
目安が定められていますが
欧米諸国では
「野菜と果物合わせて400g」とされることが
多いです。
食文化や、入手のしやすさから
野菜より果物を多く食べている国も
あるといいます。
日本では野菜の方が摂取が多く、
果物=デザートとしての認識が強いため
野菜のみで目安が設定されたのだと
考えられます。
果物ばかりに偏ってしまうと
糖分(特に果糖)の摂りすぎから
肥満につながるため
「野菜がなければ、
果物を食べればいいじゃない」
と、無条件にいうことは
できませんが、
特に忙しい朝など
上手に活用して
心と体の栄養補給に役立てたいものです。
理論やエビデンスに基づいた上で
現実の生活に合わせてできることを。
そんな方針で、自分も実践しながら
ご提案していきたいと思います。
完璧目指して続かないより
少しでも続けた方が
体にも心にも嬉しいですしね^^
「教科書通りではなく、
自分の生活に合った方法が知りたい」
「無理はしたくないけれど、
食生活を工夫して変えてみたい」
できることを一緒に考えましょう!
メールマガジンにて
オトクな食事相談モニター
10/15まで募集中(あと2日!)
↓ ↓ ↓
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
参考文献
・佐々木敏「佐々木敏のデータ栄養学のすすめ」女子栄養大学出版部(2018)
・厚生労働省 e-ヘルスネット「果物」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-01-003.html
(2021年10月13日閲覧)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?