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果物は野菜の代わりになりますか?【#私の朝ごはん】


こんにちは。
あなたの「なりたい」を応援する
管理栄養士/ライフミッションサポーター®の
成松由佳です。

今日もnoteの「募集中のお題」で
書いてみます。

今日のお題は

#私の朝ごはん

「管理栄養士だと
 朝からしっかり料理して
 一汁三菜を揃えるのかな?」

と思われるかもしれませんが

朝に弱いうえ、
料理もそんなに好きではないので…
(↑いろいろ試すのは好きだけど、
 日常料理するのは面倒が勝つ)

品数増やさず、
手軽に用意できるものを
食べています。

例えば、ある日の朝ごはん

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・トースト(ゆで卵とチーズ乗せ)
・キウイ
・マスカット
・カフェオレ

食事のバランスを整えるのなら

・炭水化物源(ごはん、パン、麺)
・たんぱく質源(肉、魚、卵、大豆製品、乳製品)
・野菜

の3つを揃えたいところ。

でも、野菜がありません…

時間がなかったのと、面倒だったので
この日は代わりに果物をつけました。

「果物は野菜の代わりになるの?」

というご質問が飛んできそうですが

これに教科書的に回答するなら
果物は野菜の代わりになりません・・・

・果物は糖分多い
・野菜ではとれて、果物ではとれない栄養もある
(野菜の種類にもよりますが、ビタミンA、カルシウム、鉄など)

でも、以下の栄養素は
果物からも野菜からも摂ることができます。

・ビタミンC
・カリウム
・食物繊維

それに、
料理せず生で食べられる」って
手軽で魅力的。

また、旬の果物を選べば
季節を感じるきっかけにもなります。

日本では
野菜は1日350g」と
目安が定められていますが

欧米諸国では
野菜と果物合わせて400g」とされることが
多いです。

食文化や、入手のしやすさから
野菜より果物を多く食べている国も
あるといいます。

日本では野菜の方が摂取が多く、
果物=デザートとしての認識が強いため
野菜のみで目安が設定されたのだと
考えられます。

果物ばかりに偏ってしまうと
糖分(特に果糖)の摂りすぎから
肥満につながるため

「野菜がなければ、
 果物を食べればいいじゃない」
と、無条件にいうことは
できませんが、

特に忙しい朝など
上手に活用して
心と体の栄養補給に役立てたいものです。

理論やエビデンスに基づいた上で
現実の生活に合わせてできることを。

そんな方針で、自分も実践しながら
ご提案していきたいと思います。

完璧目指して続かないより
少しでも続けた方が
体にも心にも嬉しいですしね^^

「教科書通りではなく、
 自分の生活に合った方法が知りたい」
「無理はしたくないけれど、
 食生活を工夫して変えてみたい」

できることを一緒に考えましょう!

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本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。

参考文献
・佐々木敏「佐々木敏のデータ栄養学のすすめ」女子栄養大学出版部(2018)
・厚生労働省 e-ヘルスネット「果物」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-01-003.html
(2021年10月13日閲覧)

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