人から気に入られようとすると、かえって気に入られない。
人間関係が下手だったかつての私は、
人に気に入られようとして行動する
癖がありました。
例えば会社では
上司の期待することを想像して発言したり、
飲み会で妙に相手を持ち上げてみたり、
その場が盛り上がるのかなと思って
思ってもないちょっと批判的なことを
言ってみたりもしました。
人間関係が下手な実感があったからこそ
なんとかして喜んでもらって
つながりたい一心だったのですが
・驚かれる
・場が白ける
・「えっ?そうかな?」みたいな反応
喜ばれることはなく、
期待した結果は得られずに終わりました。
SNSのやりとりでも、
以前、とあるKーPOPアイドルを応援していて
Twitterで交流しているファンの輪に入りたくて
その人たちがちょっとぶっ飛んだ会話で
いつも盛り上がっていたので、
私もちょっとおかしなことを言ったら
いじってもらえるかな?と思って
リプライを送ってみたこともありました。
でも、いじられることはなく
単純に頭おかしいやつだと思われたようで
「変なリプ来た」と晒されて…
輪に入るどころか
二度と絡めなくなったこともありました。
(まじで裏目に出た…)
こうして、
気に入られようとした結果、気に入られない
パターンを繰り返していました。
今、冷静に考えると、
発言に一貫性がないので
急に何を言っているんだろうこの人、
何を考えているかよくわからない、
と思われていたんだろうな…
とわかるのですが
当時は理由が分からず
本気で落ち込んでいました。
最近、
ライフミッションコーチ協会の
「インナーチャイルドケア講座」を
受講しました。
この講座は、4年前から
さまざまなテーマで開催されていますが
今回のテーマは、初開催の
このテーマにあるように、
「人は本音を言うことで深くつながれる」
本音を言うことは、
ときに勇気がいりますが
腹の底から思っていることを話していると
それが伝わり、人の心に残る。
結果として人と深くつながれる。
と学びました。
確かに、考えてみたら
会社の飲み会でもSNSでも、周りの人は
素直に自分の考えや好きなものを話していた。
そこに個性が現れて、
「この人はこういう人」と
理解してもらえていました。
でも、私は
本当のことや好きなものを言ったら、
「そんなの変だ」と言われる、嫌われる
と思っていたから
仕事での考えはもちろん、
趣味や好きなものさえ言えませんでした。
とはいっても、
実際に本音を伝えたら
相手が受け入れてくれないこともある。
でも、それは
自分にはコントロールできないこと
ということも合わせて学びました。
私は、自分のコントロール外にある
「相手が受け入れてくれるかどうか」
ということにばかり目が向いていた。
だから、話すのが怖くて
察して合わせて、
思ってもいないことばかり言っていた。
でも、それが逆効果だった。
本音を言わないから、私のことが伝わらず
人間関係が作れなかったんだ
と分かりました。
なんだか、 こんなことは
子どもの頃のコミュニケーションで
自然と身につけることかもしれません。
でも、私は小さいころ
「本当のことや好きなものを言ったら
嫌われる、輪に入れない」
と学んでしまったので、
そこからずっと、間違った前提で
生きてきました。
そして、その無意識な考え方が
かえって自分を苦しめていました。
これからは、
本当の想いや好きなことをしっかり伝えて
共感できる人と深く繋がれるようにしたい。
それは、リアルな人間関係もそうだし
noteの記事でも実践していきたいことです。
私には、こういった
過去の経験から身につけてしまった
今の自分を苦しめる「思い込み」が
たくさんありました。
約5年前から自分に向き合い、
初めて自分の考え方の癖を知って、
それを少しずつ解放していっています。
これは、いわば
自分の「育て直し」。
長い道のりでしたが
そろそろ終わりそうな雰囲気が
見えてきました!
これまでの思い込みや、
解放していくまでのプロセスを
引き続きnoteに書いていくことで
同じことで悩んでいる方や
生きづらさを抱えている方の
ヒントになれば嬉しいなと
改めて思っています。
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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