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まず伝えるところから。

キャリア相談/キャリアコンサルティング/キャリアカウンセリング、ってキャリアプランを考えるとか、異動や転職の話だけではない。

でも、何ができるのか、どういうものなのか?
それを知らない人がたくさんいる。

それを知る機会もあまりないと思う。

そもそも何を話してもいいのだけど、何を話してもいいってこともわからないだろうし、なんでもいいって言われてもたとえばどんなこと?というのがないとわかりにくなったりする。

そう思うと、知ってもらいたい伝えたいっていう思いが強くなる。

以前、自分が相談に乗るのと、伝えるのと、どっちがやりたいのか?と聞かれたことがある。
どっちもやろうとして、時間が足りなくなっていたので。

そのときの答えは、伝える方だったと思う。
今でも、もっと書きたいことがあるのに書けていなくて、もどかしくなる。

だけど、伝えるだけでは足りないとも思うし、相談との両輪でもまだ足りない気がしている。


誰かの話を聴くのは楽しい。
いろんな考えや思いがあって、いろんな経験があって、それぞれのストーリーがあって。
聞いてもらえてよかった、と言われたら嬉しいし、気持ちが楽になった、と言われたらよかったなと思う。

でも、相談受けてこういう風になってほしいこうしたいっていうのはちょっと違うと思ってるしそんなのおこがましいとも思う。
課題はその人のもので、何かできるわけではないし、役に立ってあげるとかしてあげるっていうのはエゴだとも思う。
結果として役に立ったらいいなとは思うのだけど。

だから、もっと、キャリアコンサル/キャリアカウンセリングというのが広まったらいいなと思う。
こんな風に使える、こんなこと話していい、こんな相談したっていい、って知ってほしいと思うし、知る人が増えて使う人が増えて楽になったり動けるようになったりしたらいいなと思う。

でもそれよりも、わざわざ専門家に頼らなくても、まわりの人とかと気軽に話せて気軽に考えていけたらいいんじゃない?とも思う。
専門家だからできることやっていいことっていうのもあるけど、普段からいろんなことを話せるということ、なんでも話せると思える相手がいることって大事だと思う。
そういう習慣ができるようになったらいいなと思うし、てはじめに話しやすい場をつくりたいとも思う。

でもそれらも単に手段でしかなくて。

必要なのは、自分で考えること。自分で決めること。
自分の人生は自分で考えて決めてつくるんだっていうのを知っておくこと。そして自分で動くこと。

私自身なかなかできなくてすごく苦手で、でもだからこそ少しでもそうできるきっかけをつくれたらと思う。

だからといって、絶対そうするべきだ、そうしなければならないって強制したいわけではなくて、何かのきっかけで何か思うことや気づくことがあって、その人の人生がよくなったらいいなと思うだけで、何を思うか思わないかも、それでどうするかも自由なのだけど。

自分が、自分で決めて自分でつくっていくんだって思えるようになってよかったと思うので、その押しつけのようにもなるのだけども、でもよかったと思うことを伝えたいし、そう思えるきっかけをつくりたいのだ。

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