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FC加盟店で低業績店舗になる理由

同じブランドで店舗経営をしているのに、なぜ好業績の店舗と赤字で今にも潰れてしまいそうな店舗に分かれるのでしょうか。

これまでに数えきれない程の店舗ビジネスを支援してきた私の観点から先に結論をお話すると、経営者の質です。これに尽きます。

業績は経営者次第、店舗の売上は店長次第、です。

これは私自身が店舗で販売員として働いている時から実感していることで、店長次第でモチベーションが180度変わります。結果的に、売上を上げて昇進する店長と、売上を落として店長降格になる人とさまざま見てきました。

売上は店長次第なのですが、全体の利益率やコスト低減を含めた業績は経営者次第ですね。目先の売上を上げることが店長の役割なので、店長のモチベーションも含めた管理が経営者には欠かせません。

立地も申し分なし、商品力も高い、という絶好の環境下の中でも店長によっては売上は落とすし、上げるわけです。

また、話少しそれますが同じ商品・同じ時間・同じ場所で働いているのに売れる人と売れない人に分かれます。

環境が左右するのではなく、本人の役職における資質次第で個人なら個人売上・店長なら店舗売上・経営者なら企業業績に直接的に影響します。

業績がパッとしない店舗経営者はFC本部に対する愚痴が多い

同じブランドに所属している経営者でも差が生まれるのが本部に対する印象です。うまくいっていないFC加盟店は愚痴が多いのと、自分達でアイデアを考えて実行するようなモチベーションがありません。

集客をしてくれない・・・と愚痴ってそれっきりです。
「どうしたらもっとお客様を集められるかな?」と自分達で考えて実行するようなことがないのです。

その象徴の一つに、私はフランチャイズ本部から依頼されて加盟店向けにセミナーを開くことがあるのですが、セミナーが終わって私のところに質問にくるのはどの人も繁盛している店舗経営者ばかりです。

本来であれば業績改善しなければいけない店舗経営者が藁をもすがる思いで質問にくるべきだと思うのですが、全くきません。

売れていない店舗経営者同士でその後の懇親会も飲んでいるだけ。

これは業績差がますます広がっていくのも仕方ないですよね。

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