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結婚式のあり方を考える②

来年の結婚式に向け準備をしています。準備を始めてみると、パートナーと意見をすり合わせたり、両親の希望を聞いてみたり、しきたりや慣習を学んだりとハチャメチャです。一方でコロナの流行により、人が集まるイベントは収束ムードとなっています。
この記事では、これからの時代における結婚式のあり方を考えます。


結婚式って?

そもそも結婚式って何なんだろう。
自分ごとになるまで、結婚式の意味なんて考えたこともありません。

永遠の愛を神様に誓う儀式?
親族や知人への報告会?
結婚お祝いパーティー?

イメージはあるけど、ふわふわしてます。きっとどれも正しくて、どれかだけじゃ足りません。
前回は結婚式の歴史から考えました。結婚式の意味合いや形式は、時代によって変わります。だとしたら、これからの時代に合わせた結婚式を考えていきたいです。

そこで今回は、結婚式で大事にされる”しきたり”について考えます。しきたりの意味を知って、私たちの式もこれからの時代にあった式にしたいです。


しきたりって何だろう?

言葉の意味としては”しきたり=昔からしてきたとこ”です。「こうすれば上手くいく」という経験から、しきたりは生まれます。 ただ、時代によって”しきたり”は変わっていました。じゃあ、しきたりって何だろう?しきたりを大事にする意味を考えます。
そこで、今まさに無くなってきているしきたり”結納”の意味を調べました。


結納とは婚約の儀式 

結納とは、両家が正式に顔を合わせ挨拶し、結納品や結納金を受け渡しによって婚約を認めるという意味のしきたりです。”結婚=家と家のつながり”意味合いが強まった江戸時代に始まりました。結納は現在あまり実施されず、両家顔合わせ(食事会)で済ますのが一般的です。

結納というしきたりは、略式化して無くなってきています。

それは、”家と家のつながり”の意識が薄まっているのか。

儀式をしなくても、婚約が認められるようになったからか。

いずれにしても、今の時代背景に合わなくなって自然と減ったんだと思います。

しきたりって何のためにあるんだろう。

しきたりは、”みんなが気持ちよくいられる”ようにするマナーなのかも知れません。結納のように、みんなが気持ちよくできなくなった”しきたり”は淘汰されています。
結婚式のしきたりとは、祝う側も祝われる側も気持ちよくいられるためにあるものなんですね。


まとめ

今回は、結婚式のあり方を”しきたり”から考えてみました。
なぜ、しきたりを大切にするのか。それは、みんなが気持ちよくいられるためでした。
結婚式にはたくさんのしきたりがあります。それは地域ごとに違ったり、家族ごとに違ったりします。また、コロナの流行で見直されるしきたりも増えていきます。
私たちは、”しきたり”の意味に立ち返って、”みんなが気持ちよくいられる”式を作っていきたいです。

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