つながる、noteづくり【vol.3】
「つくる、つながる、とどける」がテーマのnote。
クリエイターさんの作品につなげる記事をつくります。note作品に対する感動が"つながり"を増やし、多くの人に"とどけ"ば嬉しいです。
アーティストのあり方 〜クライアントは誰か〜
今回の作品はこちら
”心臓の脈打つ音、胸の奥の熱。この興奮を逃したくない”
読み終えた私は思わず立ち上がりました。
記事は対話形式で、アーティストのあり方が語られます。
toeはボーカルのいないインストバンドです。特徴的なのは、メンバー全員が本業をバンドとは別に持っている点。結成以来、彼らは20年間「スキ」な音楽を追求し続けています。紹介動画を見ると、心から楽しんでいるのが伝わります。
コロナ以前、ファンのいないバンドマンは日々、ジリ貧でライブをしていました。小さなライブハウスに、知り合いを呼んでチケットをさばくのが日常です。
私もその一人でした。
”・・・もっと人気のでる曲を作ろう、・・・売れてるあの曲を参考にしよう”
こうした日常の中で、「スキ」な音楽は失われがちでした。
そんな考え方が吹っ飛んだ言葉を引用します。
ー仕事のクライアントはお客さん。お客さんの求めるものを理解して形にするスキルとか、業者さんを動かすスキルが大事だからね。一方、表現活動のクライアントは自分だから。
もともとアートは表現のツールです。お客さんのニーズに応える仕事とは別物なんですね。toeは、今や世界中にファンがいます。純粋に楽しんでいる姿についたファンだと思います。本当の意味で「スキ」が仕事になるとはこういうことかも知れません。
興奮が止まない私は、これを書き終えるやいなや楽器を弾く所存です。
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