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ZOOMミィーティングの功名

やっとこさ仕事でもZOOMが使われ始めたこの頃。「やっぱり対面には及ばない」や「操作を覚えるのが大変」という声もだんだんと収まってきました。自粛期間中、使えるツールは使っていかなきゃ、と覚悟が決まった感じです。
いざ導入してみると、会議のだらだらタイムがなくなったり、移動や書類が少なくなったりと、予想通り良いことも多くありました。今回は、ZOOMで会議や講習会、研修など導入で良かった点、悪かった点を整理します。


良かった点

・経費の削減
移動費や宿泊費、それにかかる準備の経費がガクッと落ちました。資料の印刷も最小限で、エコな感じです。

・短期集中型から長期分散型へ
研修などで、まる2日一緒にいるよりも、毎週1時間づつ顔を合わせる方が関係性が良くなります。(#ザイオンス効果)また、講習や研修など”受け手”が存在する場合は、一度に知識を詰め込むよりも、複数日に分けて消化した方が効果が得られます。

・参加人数の拡大
これまで部屋のキャパシティで制限されていた人数の垣根が実質なくなりました。社長の朝礼話を遠くの営業所の若手社員も聞くことが可能です。

・発言の活発化
「課長が同じ部屋にいないから意見しやすかった」「相手が話し終わるまで待つクセがつき、話合いが噛み合いやすくなった」など、ワンクッション置くことで意見がしやすい環境が作れます。


悪かった点

・準備資料の要求内容が高くくなる
「会が終わった後でさらっと聞く」や「分かりにくい表現を聞き直す」がしにくいです。膝を突き合わせて説明できない分、丁寧な資料作りが必要になります。

・人数が多いと相互性がなくなる
情報が一方方向な講演会などでは問題ありません。しかし、お互いに発言し合う相互性の求められる会議などでは、あくまで少人数制でのミィーティングが求められます。

・緊張感が欠如する
テレワークなどで、上司が部下と異なる場所で仕事していると、ついつい緊張感が切れて、参加モチベーションが下がります。特に音声ミュートやビデオオフだと、参加というより傍観に近い状態です。


まとめ

昔ながらの会社にもだんだんとZOOMが浸透してきました。利用される場面は、会議や講習、研修会などです。正直オンライン化した方が仕事は、断然効率化すると思っていました。実際試してみると、良い面も悪い面も新たに実感できます。
ZOOMミーティングの一番の功名は選択肢が増えたこと。今後はオンライン、オフラインそれぞれのメリットを活かして選べるようにしたいです。

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