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音楽を聞いているとよく耳にする言葉に
「君」
があります

やたらと「君」が聴こえます

誰かにとっての「君」
聴いてる人にとっての「君」
曲の世界観に引き込むための「君」

寄り添ってくれる
自分のことを歌ってくれているようだ

その共感を得るために
あちこちに散りばめられている
そんな気がしてならないのです

人物の掘り下げは必要なく、
リスナーの想像にお任せするといいつつ
そこで
「あの日」「あの時」「あの時間」と
これも十八番のフレーズで

中身がない、箱だけだ

そんな風に感じるのです

安易に思える
安っぽくなっちゃうよ
歌唱力でごまかさないでよ

僕は聴きたい
受け止めたい
感じたい

別に巧くなくていい
声が枯れてたっていい
受け止めてくれる誰かが
その声を待っている

Mr.Children「声」

そんな想いです

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