見出し画像

育児とサメとココナッツ理論

「サメとココナッツ理論」
をご存知だろうか。

知らなくて当然だ。

私が、考えたのだから、

————————————————————
▼ヤシの木があるビーチを想像してほしい
————————————————————

こんな感じのビーチだ。

画像1

海に遊びに行った時、

サメに襲われて死ぬ確率よりも、ココナッツが落ちてきて死ぬ確率の方が高い。


で、こんな看板もあるそうだ。

画像2

ウキペディアより

————————————————————
▼サメとココナッツ理論から何を学ぶか?
————————————————————
この理論の教訓は、

正しく心配しよう

である。

ビーチでは、

「サメがいたら怖いな」

と心配するよりも、

「ココナッツが落ちてきたら怖いな」

と、心配しよう、

ということだ。

でも、


ヤシの木が生えたビーチなんか、

行かない。



では、

ないのである。

————————————————————
▼実は育児でも同じ
————————————————————

◾️1歳なのに歩かない

とか、

◾️2歳なのにしゃべらない

とか、

◾️3歳なのに、まだ、おねしょをする

とか、心配する方もいる。

大丈夫だ。

これらはすべて、

ビーチでサメを恐れているようなものだ。

だって、

いずれできるように、なるのだから。

————————————————————
▼もっと心配すべきは、非認知能力————————————————————

いきなり、

難しい言葉が出てきたので申し訳ない。
要は、

数値化されない力

のことである。

例えば、

◾️優しさとか、

◾️気配りとか、

◾️あいさつをするかとか、

◾️我慢するとか、

そんな感じである。

これらの力は数値化できない。

「この子は優しさレベルが3だね」

とか、

「3歳なのに気配りレベルが2しかなくて」

なんて、言わないだろう。

————————————————————
▼育児について、数字で表せることは、悩まない
————————————————————
サメとココナッツ理論とか、

よく分からない理論だが、

言ってしまえば、

ビーチで、サメもココナッツも恐れなくてよい

本当に恐れる、というか気を付けないといけないのは、

おぼれないようにすることだ。

————————————————————
▼育児も同じ
————————————————————

育児も同じで、心配すべきは、

非認知能力があるかどうかだ。

ただ、安心してほしい。

この能力は数値化されないので、

あるかないか、
わからないのである。

分からないものは、悩みようがない。

————————————————————
▼これは、私が言っているのではない
————————————————————

30万部のベストセラー

「学力」の経済学の著者

中室牧子氏が言っているのだ。

画像3

————————————————————
▼非認知能力はどうやって鍛えるの?
————————————————————
詳しくは本書を読んでいただきたいが、一言で表すと、

自制心を鍛える

だ。

例えば、

子どもの目の前に、一枚のビスケットを置く。

「今、食べるのを我慢したら、10分後に、三枚のビスケットをあげるよ」

と言われて、我慢できる子にするのだ。

————————————————————
▼自制心の育て方は、自分で見つけよう
————————————————————

これをすれば、自制心が育ちます。

という、科学的根拠に基づいた方法はない。

なので、

◾️私のような親が、

◾️親の責任で、

子育てをしていくのである。

さて、

「自制心の育て方」

を一緒に考えていこう。

『サメとココナッツ理論』のことなんか、忘れてしまって。

*******************************

■YouTubeを子どもに見せすぎて、なんだか罪悪感を感じるという方へは、こちらの記事が参考になります。

育児とインドとスガタ・ミトラ





サポートしていただいたお金が本一冊分になりましたら、出版させていただいたパパ育休の本一冊を、図書館に寄贈させていただきます!(その際には、noteにてご報告させていただきます!)