育児とサメとココナッツ理論
「サメとココナッツ理論」
をご存知だろうか。
知らなくて当然だ。
私が、考えたのだから、
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▼ヤシの木があるビーチを想像してほしい
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こんな感じのビーチだ。
海に遊びに行った時、
サメに襲われて死ぬ確率よりも、ココナッツが落ちてきて死ぬ確率の方が高い。
で、こんな看板もあるそうだ。
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▼サメとココナッツ理論から何を学ぶか?
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この理論の教訓は、
正しく心配しよう
である。
ビーチでは、
「サメがいたら怖いな」
と心配するよりも、
「ココナッツが落ちてきたら怖いな」
と、心配しよう、
ということだ。
でも、
ヤシの木が生えたビーチなんか、
行かない。
では、
ないのである。
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▼実は育児でも同じ
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◾️1歳なのに歩かない
とか、
◾️2歳なのにしゃべらない
とか、
◾️3歳なのに、まだ、おねしょをする
とか、心配する方もいる。
大丈夫だ。
これらはすべて、
ビーチでサメを恐れているようなものだ。
だって、
いずれできるように、なるのだから。
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▼もっと心配すべきは、非認知能力————————————————————
いきなり、
難しい言葉が出てきたので申し訳ない。
要は、
数値化されない力
のことである。
例えば、
◾️優しさとか、
◾️気配りとか、
◾️あいさつをするかとか、
◾️我慢するとか、
そんな感じである。
これらの力は数値化できない。
「この子は優しさレベルが3だね」
とか、
「3歳なのに気配りレベルが2しかなくて」
なんて、言わないだろう。
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▼育児について、数字で表せることは、悩まない
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サメとココナッツ理論とか、
よく分からない理論だが、
言ってしまえば、
ビーチで、サメもココナッツも恐れなくてよい
本当に恐れる、というか気を付けないといけないのは、
おぼれないようにすることだ。
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▼育児も同じ
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育児も同じで、心配すべきは、
非認知能力があるかどうかだ。
ただ、安心してほしい。
この能力は数値化されないので、
あるかないか、
わからないのである。
分からないものは、悩みようがない。
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▼これは、私が言っているのではない
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30万部のベストセラー
「学力」の経済学の著者
中室牧子氏が言っているのだ。
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▼非認知能力はどうやって鍛えるの?
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詳しくは本書を読んでいただきたいが、一言で表すと、
自制心を鍛える
だ。
例えば、
子どもの目の前に、一枚のビスケットを置く。
「今、食べるのを我慢したら、10分後に、三枚のビスケットをあげるよ」
と言われて、我慢できる子にするのだ。
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▼自制心の育て方は、自分で見つけよう
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これをすれば、自制心が育ちます。
という、科学的根拠に基づいた方法はない。
なので、
◾️私のような親が、
◾️親の責任で、
子育てをしていくのである。
さて、
「自制心の育て方」
を一緒に考えていこう。
『サメとココナッツ理論』のことなんか、忘れてしまって。
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■YouTubeを子どもに見せすぎて、なんだか罪悪感を感じるという方へは、こちらの記事が参考になります。
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