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男性育休、なぜ取得が選択肢に入らない?


なぜ、男性の育休が選択肢に入らないのか?

まさに私自身も一人目、二人目のときは育休を取るという発想自体がありませんでした。その背景を改めて振り返ってみました。

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▼「育休を取る」という発想がなかった
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例えば「小泉進次郎氏が現役の大臣として初めて育休を取得した」というニュースを聞いたとしても、

それはどこか遠い国の話で「とはいえ自分は取らない/取れないけどね」と選択肢にすらあがらなかったという話も少なくありません。

その背景には「育休はママがとるよね」という暗黙の了解が、夫婦や社会の中であるのかなぁと。

実際、ママ自身「一人目のときはなんとか一人でやっていけるかもしれないと思っていた」という話も聞きました。

ママ側でさえ初めての出産育児で分からないことだらけなのに、パパ側はさらに「自分は本当に必要なの?」と分からないことだらけなのもうなずけます。

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▼近い例だと転職
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転職をした人が身近にいれば、自分も転職が当たり前の選択肢に入りますが、周りはずっと一つの会社や組織でやっている、という人ばかりだと自分もその考え方に似てくるのかなぁと。

転職はしてもしなくてもいいと思うのですが、選択肢がある/ないは、長い人生を考える上で、重要になってくるポイントかなと思いました。

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▼話を戻します。
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育休が選択肢に入らないのは、そもそも身近にないから、だと思いました。

・本で知っている

・ドラマで出てきた

・身近な人が取っている

そんなことがいろいろ重なった人が選択肢を作れる男性の育休。

育休はとってもとらなくてもいいと思いますが、それを取る/取らないの選択肢を持つ人が増えたらいいなぁと思いながら、育休本のプロジェクトを進めています。



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