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銀座画廊の夜会(東京都中央区・銀座駅)
銀座の各画廊において、1日限定で夜まで開廊しているというイベント「画廊の夜会」を開催。これまでに入る機会のなかった画廊へ一挙に行けるチャンスとあって、今までに行ったことのない画廊を中心に回ってみることに。
・永井画廊(絹谷幸二展)
永井画廊では絹谷幸二の個展を開催。本人も在廊しており、関係者が多く詰めかけていたが絵は比較的フリーに見られる。さすが現役で最高峰の画家だけあってなかなかの金額。
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・門司ファインアートギャラリー(近代日本画洋画展)
門司ファインアートギャラリーでは近代日本画洋画展を開催。ピカソから奥村土牛まで色々なジャンルの作品が並ぶ。地下階ではブールデルなど塑像作品も並んでいる。
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・創英ギャラリー(RESA展)
創英ギャラリーではRESA展という合同展を開催。全部で6人の作家の作品が展示されている。中では優しさの溢れる嶋崎達哉と奇妙な林一平の造形が好み。
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・つかう たのしむ +NOTION(梶浦聖子展)
つかう たのしむ +NOTIONでは梶浦聖子の展覧会を開催。未来の思ひでと題した過去・現在・未来へとつながる一連の作品を紹介。コンパクトなスペースながら雑貨屋のような趣がある。
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・花田美術(花と女展)
花田美術では花と女展と題し、収蔵品の中から花と女にまつわる作品を紹介。藤田嗣治や香月泰男など有名画家の作品が多く紹介されている。人気の画廊らしくかなり混雑。
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・万葉洞(常設展/Ether Jewelry展)
古美術品を扱っている万葉洞。常設展では茶器をはじめとした陶磁器が所狭しと並べられている他、奥の和室ではうさぎ年に合わせた狩野派の画家による『鳥獣人物戯画』の写しがある他、床の間には円山応挙の絵。隣ではジュエリーの展示会も行われる。
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・emmy art+(コレクション展)
emmy art+ではコレクション展を開催。日本の戦後美術から現代アートに至るまでの時代を超えた作品を紹介している。奥にはちょっとした床の間もあったりする。
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・至峰堂画廊(美味しい洋画展)
至峰堂画廊では1階で山田啓貴、山本雄教、藤田勇哉の現代アートの展示がある他、2階では宮本三郎、浅井忠らの食べ物にまつわる作品が展示されている。武者小路実篤の絵もあるのが珍しい。
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・ギャラリー上田(張媛媛展)
ギャラリー上田では張媛媛の個展を開催。本人も在廊しており、詳しい絵の解説が聞きたければ気軽に本人へ聞ける。水に映える金箔が印象的で、福岡在住時に描かれたものだという。
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・ぎゃらりい秋華洞(岡本東子展)
ぎゃらりい秋華洞では日本における写実的な美人画の代表格ともいえる岡本東子の個展を開催。妖艶で美しい女性たちの官能的な美に惹きつけられる。
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・ギャルリーためなが(トム・クリストファー展)
2023年に入って2回目の訪問となるギャルリーためながでは、トム・クリストファーの展示会を開催している。どこもかしこもトム。肉厚の激しい中に喪失感を示す油絵が美しい。
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・銀座ジャンセンギャラリー(コレクション展)
銀座ジャンセンギャラリーではコレクション展と題して、店名の由来となっているジャン・ジャンセンの作品をはじめ、ルノワール、キスリング、藤田嗣治といった多くの画家の作品を展示している。ちょうどスタッフの方の絵の解説があったのも重なってギャラリー内はかなりの混雑。
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・銀座美術(モノクロの世界展)
古美術を中心に展開している銀座美術ではモノクロの世界展と題した常設展の作品も含めて展示。特に茶器の数が豊富でない他、奥にある和室もまた古道具を扱う店舗ならでは。
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・瞬生画廊(松田正平展)
瞬生画廊では松田正平による展示会が開催されている。花・風景などをモチーフにした作品の展示している。どうもひねくれ者だったのか、絵の他に書にも複雑な思いが手に取るようにわかる。
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・相模屋美術店(川内真梨子展)
相模屋美術店では川内真梨子の個展を開催。仏教とキリスト教、神道を一つの作品の中にモチーフとして描くことで信仰とは何かを問いかける意欲的な作品が印象的。
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・黒田陶苑アネックス(はじめての魯山人展)
黒田陶苑アネックスは陶磁器の販売を中心としつつ、店内のギャラリーで「はじめての魯山人展」と題して北大路魯山人の陶器を紹介している他、若手の陶芸家による作品展も行われている。
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・靖山画廊(野田怜展)
靖山画廊ではバナナをモチーフとした野田怜の個展を開催。現代アートになるだろうか。作品のほとんどがバナナで埋め尽くされている。果実や生物を主題に添えることが多いという。
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ということで他の画廊もあるが、未訪問を中心に回ったので今回は終了。なお、せっかく銀座に来るのだから「画廊の夜会」以外でも開いている場所も訪れることに。
・クリエンションギャラリーG8(JAGDA新人賞展)
クリエンションギャラリーG8ではJAGDA新人賞の展覧会を開催。石塚俊、藤田佳子、矢後直規の3人の作品として、デザイン関連での仕事を中心に紹介している。
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・渡邊木版美術画舗(まちかど展示館)
中央区まちかど展示館の対象施設の一つである渡邊木版美術画舗。こちらは基本的に木版画の販売を中心に行っており、川瀬巴水など新版画と呼ばれるジャンルの作品を間近に見られる。
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・吉井画廊(田尻大輔展)
吉井画廊では田尻大輔展を開催。慎古事記の神と題した展示会で、中央に配置される幾何学模様と背景の波模様が古事記の雰囲気を伝えようとしている。
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・高輪画廊
高輪画廊は三岸好太郎・三岸節子夫妻の作品を展示している他、その長男である三岸黄太郎の作品を収蔵している画廊。オーナーはその息子、つまり三岸好太郎・三岸節子夫妻の孫であるというのがまた凄い。
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・みずたに美術
みずたに美術では日本画家である堅山南風の作品を収蔵している歴史ある画廊。その他にも「せんとくん」の制作で知られる薮内佐斗司の彫刻作品なども展示している。
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