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みなと科学館/気象科学館(東京都港区・神谷町駅/虎ノ門ヒルズ駅)

神谷町駅と虎ノ門ヒルズ駅のちょうど中間あたりに位置する教育センター合同庁舎、すぐそばにはホテルオークラ、隣には神谷町トラストタワーなどが立ち並び、オーガニックを売りにした店舗、コーヒーの匂いがする風、行き交う高級車、ジョギングする外国人といった港区らしさにあふれた地域。

2つの施設が同じ建物に入っている

港区立みなと科学館と気象科学館は合同庁舎の中に併設している。1階がみなと科学館、2階がプラネタリウムと気象科学館になっていてそれぞれは体面上は別の施設になっているものの、実際には一緒のタイミングで見学することができる。サイエンスミュージアムにありがちな体験型の展示が多く、子連れの見学者が多くいるのはここも同じようなものだろうか。ちなみに2階のプラネタリウムでは時間によって展示内容が異なる。最近ではこうした科学館にあるプラネタリウム施設では映像を流すのが主流になっていて、こちらでも例えば『銀河鉄道の夜』の朗読に合わせて映像と星空を映す、といったプログラムが組まれている。

メインの展示スペースである1階では、海・街・自然・私、という4つのテーマにおける科学技術を紹介している。科学技術に特化しているので、港区らしさというよりも科学技術を遊びながら体験して行く、という点に重きを置いている。

親子連れがちらほら でも少ないからプレッシャーも少ない

港区らしさという点では中央にあるドローン型の展示で、コントローラーを動かしてドローン状のカメラを動かし、港区全体を空から見てみよう、といった試みが見られる。ちなみにAIBOもいる。かわいい。

たまんねーなおい

隣には気象科学館がある。津波、台風、地震、火山活動といった自然現象に関してその発生源や直面した時にどうすれば良いか、といった主に防災に関しての展示が多い。こちらも1階のみなと科学館と同じく体験型の展示が多くある。

1階に比べると規模は広くないながらも、台風や竜巻の発生装置があったり、なつかしの百葉箱があったり、降水量の測り方などが紹介されていて面白い。トイレはウォシュレット式。

気流の発生装置には興奮する

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