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お江戸日本橋亭:春風亭昇也真打昇進披露興行

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「春風亭昇也真打昇進披露興行」@お江戸日本橋亭
行ってまいりました。

開口一番:「真田小僧」空治さん
「長短」昇羊さん
「妻の酒」夢丸師匠
「蕎麦処ベートーベン」鯉昇師匠
「権助魚」昇太師匠
口上
司会:昇羊さん
伯山先生、夢丸師匠、昇也師匠、昇太師匠、鯉昇師匠
「扇の的」伯山先生
太神楽:丸一 小助・小時
「子は鎹」昇也師匠

という。
なんだこの豪華な顔付けは…。
前売り券を購入させていただいているので、1500円なんですよ…木戸銭…。
………いいの?

いいのか?とそもそも思いながら行ったのですが、仲入り前に、事前の顔付けには入ってなかった昇太師匠がまさかの登場。
これには客席はポカンとしてしまって、昇太師匠の出囃子であるデイビークロケットが聴こえた時もまさか本当に出てくると思えなくて、客席一同シンとなる(そしてまんまとその反応をいじられる

全体的に、どの出演者、師匠方も(一ファンが偉そうにこう言ってはなんだけれど)すごくすごく丁寧な芸を積み上げて、トリの昇也師匠に繋いでいかれた印象がありました。
どれもこれも、どこを取り上げても全部、本当に素晴らしくて、楽しくて、大笑い。
すごく豊かな良い時間だったな。幸せな時間だったな。
口上でもまくらでも伯山先生が昇也師匠の「子は鎹」がいかに見事かの話をしてくださって、これは前フリだと嬉しいなと思っていたら、ちゃんと前フリで、そのまま「子は鎹」を見ることができました。

昇也師匠の「子は鎹」泣きました。ぼろっぼろ泣きました。
今日こうして真打昇進披露興行の中で「子は鎹」を見られたことが、一生宝物みたいになっていくんだろうな。
昇太師匠が口上の中で「(昇也師匠の)さらに奥深いところまでどうぞ付き合ってください」ということをおっしゃって、それがなんだかとても沁みました。


笑って泣いて忙しかった。

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太神楽の抜き扇を見る時いっつも自分の手を握ってしまう笑
天井が低いときは腰を落として演じるの凄いよね。たくさん縁起の良い芸を拝見できて華やかだったな。


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