四四田鹿辰(ヨシダナレシカ)

脚本・小説・短歌。 エッセイというほどでもない、人生で起きるいろんなこと。あるいは誰かへの手紙。 吉田松陰の同担拒否。隙あらば吉田松陰の話をするし、隙がなくても吉田松陰の話はする。

四四田鹿辰(ヨシダナレシカ)

脚本・小説・短歌。 エッセイというほどでもない、人生で起きるいろんなこと。あるいは誰かへの手紙。 吉田松陰の同担拒否。隙あらば吉田松陰の話をするし、隙がなくても吉田松陰の話はする。

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最近の記事

制服のままおむすびを食う君と吹きっ晒しの駅のホームで

コートを着たくないのか、学校の規定なのか。 制服のまま、ちょっと寒そうにしつつ、特にあったかそうでもないおむすびをバクバク食べながら、ずーっと楽しそうに話してる二人組の男の子を今日見かけたんだよな という。

    • 何もかも色恋沙汰に帰結され過ぎてなんだか全部クソだな

      アロマンティックで色恋沙汰に縁遠い価値観で生きていることがベーシックになっていると、いやこちとらの感性では絶対に色恋沙汰じゃねえ、って話すら色恋沙汰にされることにたまに辟易します。 いや別にいいのよ、嫌いじゃないのでねフィクションとして消費する分には。 新年一発目からこんな調子ですが通常運転です。 体調はだいぶ良くなりました!

      • 12月頭あたりからの体調不良で年末年始の全ての予定が吹っ飛んだのですがじわじわと快復してきました。 今年もよろしくお願いいたします。 本を読みたい!!

        • 中間選考通過させていただきました。

          これが こちらの 中間選考通過させていただきました。 有難うございます。 選考通過のお知らせって何が嬉しいかと申しますと、 「あ、誰かが目を通してくれたんだな」 と思えることだったりします。 何のことはなくて、欲しいのはその感触だけだったりするのかもしれません。(いやぜんぜん賞も賞金も欲しいな…) ありがたや。 そんなご報告。 有難うございます! 宮藤というキャラクターがとても気に入っております(だが主人公ではない)。

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          3本

        記事

          【読了】 「なるほどの対話」河合隼雄・吉本ばなな(新潮社) 村上さんと河合先生の対談本よりも読むのに時間がかかって、ちびちびと読んだ。なんでだろう。176~178ページで「ヒーリング」について僕がずっと思っていることを、僕が思っている通りにお二人が話してくれていたのが嬉しい。

          【読了】 「なるほどの対話」河合隼雄・吉本ばなな(新潮社) 村上さんと河合先生の対談本よりも読むのに時間がかかって、ちびちびと読んだ。なんでだろう。176~178ページで「ヒーリング」について僕がずっと思っていることを、僕が思っている通りにお二人が話してくれていたのが嬉しい。

          【読了】 「もぬけの考察」村雲菜月(講談社)

          【読了】 「もぬけの考察」村雲菜月(講談社)

          とにかく「世間と違う」ということがネガティヴな文脈の中で扱われることのない家であったことだけは、僕の今を作る上である程度の生きやすさ、スムーズさを与えてくれたとは思います。そこで悩んだことはなかった、と思う。

          とにかく「世間と違う」ということがネガティヴな文脈の中で扱われることのない家であったことだけは、僕の今を作る上である程度の生きやすさ、スムーズさを与えてくれたとは思います。そこで悩んだことはなかった、と思う。

          【読了】 「はーばーらいと」吉本ばなな(晶文社) 一年近くかけてずっと考えていることがあって、それがひとつのはっきりした形になっている小説だなと思う。とにかく読んで欲しいと勧められて、1時間で読んでしまった。僕もばななさんがあとがきで言及された場面がとても好きです。

          【読了】 「はーばーらいと」吉本ばなな(晶文社) 一年近くかけてずっと考えていることがあって、それがひとつのはっきりした形になっている小説だなと思う。とにかく読んで欲しいと勧められて、1時間で読んでしまった。僕もばななさんがあとがきで言及された場面がとても好きです。

          【読了】 「ハロウィーン・パーティ」アガサ・クリスティー(早川書房) 現代日本で起きてるありとあらゆる問題が描かれていて、全現代人が読めば良いのでは?と思った。クリスティーさすが。結局「ヴェネチアの亡霊」を観に行ってないのだけれど、これが原作って本当か…?とても気になる。

          【読了】 「ハロウィーン・パーティ」アガサ・クリスティー(早川書房) 現代日本で起きてるありとあらゆる問題が描かれていて、全現代人が読めば良いのでは?と思った。クリスティーさすが。結局「ヴェネチアの亡霊」を観に行ってないのだけれど、これが原作って本当か…?とても気になる。

          【読了】 「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」河合隼雄・村上春樹(新潮社) 河合隼雄先生が、今の社会(旧統一教会の問題や、旧ジャニーズ事務所の一連の問題、外苑の森のことなどなど)を見てどう思うか聞いてみたかったな、と読みながら思った。

          【読了】 「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」河合隼雄・村上春樹(新潮社) 河合隼雄先生が、今の社会(旧統一教会の問題や、旧ジャニーズ事務所の一連の問題、外苑の森のことなどなど)を見てどう思うか聞いてみたかったな、と読みながら思った。

          【読了】 「ひきこもれ ひとりの時間をもつということ」吉本隆明(大和書房) 僕の父も「君が代は歌わない。あれは変な歌だ、さざれ石は岩になんかならない」としょっちゅう言っているので、隆明先生が同じことを言っていて笑ってしまった。

          【読了】 「ひきこもれ ひとりの時間をもつということ」吉本隆明(大和書房) 僕の父も「君が代は歌わない。あれは変な歌だ、さざれ石は岩になんかならない」としょっちゅう言っているので、隆明先生が同じことを言っていて笑ってしまった。

          短歌連作八首:くろつるばみ

          朝の影絵として並ぶほぼ墓石と同型のビル群 「今週のアナタのラッキーアイテム」を持ってアイツの葬式に出る 産廃の回収業車のフロントに逆さに映る女らの顔 ハッピーな日もある虹は伸びていくうっすらとした桃色に春 午後三時空にたなびく白煙の出処を知るサイレンを聞く パンプスを脱ぎ捨て隠す座席下踏みつけているエナメルは赤 もう君はどこにもいない結晶のように並んで白い骨壷 役に立つファーから覗く足首に小さなハローキティのタトゥー 初出:「かばん」2021.4月号 くろつるばみは葬送の

          短歌連作八首:くろつるばみ

          前も見ず他人の背を追う踏み出した足の下には地面はあるか?

          前も見ず他人の背を追う踏み出した足の下には地面はあるか? 盲目的な追従の先に未来はあるか? #今日の短歌

          前も見ず他人の背を追う踏み出した足の下には地面はあるか?

          goodnight 日々訪れる小さな死穏やかに死に給えよ我ら

          初出:「かばん」2020.11月号

          goodnight 日々訪れる小さな死穏やかに死に給えよ我ら

          【読了】 「ひとんち 澤村伊智短編集」澤村伊智(光文社)

          【読了】 「ひとんち 澤村伊智短編集」澤村伊智(光文社)

          【読了】 「怪談小説という名の小説怪談」澤村伊智(新潮社)

          【読了】 「怪談小説という名の小説怪談」澤村伊智(新潮社)