嫌われない勇気をもつ

あなたが心が繊細で、優しい性格の場合、「人に嫌われたくない」という思いが強すぎて、逆にそれがストレスになってしまっているかもしれません。
「人から嫌われないようにする」という努力は、不毛に終わることが多いです。

そんな努力を重ねて気持ちがすり減ってしまうのを避けるために、大前提として、
「他人の感情は、自分ではコントロールできないもの。相手が自分を嫌っているかどうか心配しても意味はない」
という考え方を持ちましょう。

アドラー心理学では、自分がコントロールできることは、
「見返りを求めず相手を信頼し、相手に貢献すること」が重要だとしています。

あなたが目指すべきなのは、全員に嫌われないようにすることではなく、大事な人と良好な人間関係を築くことに集中することです。

大事な人を信頼し、その人に貢献すること。そのためには、自分を押し殺すのではなく、自分ができること、長所に目を向けて、それを相手に知ってもらい、貢献していくアクションをおこしていくこと。
その結果として、「大事な人から好かれるようになる」のです。
もし、それをしても「嫌われる」ようであれば、無理に付き合う必要はないというくらいに割り切りましょう。

ここで忘れてほしくないことは、自分もそうされたいのと同じように、あなたも相手の「短所」をあら探しするのではなく、「長所」に目を向けることです。

自分と相手の「長所」を箇条書きで5から10個、一度書き出してみることをオススメします。


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