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「食育」をもっとかっこよくしたいんじゃあ

4月19日は食育の日っていう情報がタイムラインに流れてきました。調べてみると、毎月19日は農林水産省が定める「食育の日」だそうです。

今日はすでに4月21日ですが、食育について思うことがあったので、まとめてみることにしました。

そもそも食育ってなんだ?

そもそも、私を含めて「食育」というものをちゃんと理解してる大人は少ないのではないでしょうか?

「子供に食べ物の大切さを教えるやつでしょ?」

「子供が収穫体験したりするやつでしょ?」

「子供が地元の農作物について調べるやつでしょ?」

なんとなく子供に向けた授業のようなイメージじゃないですか?

農林水産省の公式サイトによると、食育の位置づけはこんな感じです↓↓

食育は、生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり 、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てることです。
農林水産省は、健康で文化的な国民の生活と豊かで活力のある社会の実現に寄与することを目的として、食育の推進に関する施策の総合的かつ計画的な実施を担う官庁として、関係各省と連携・ 協力して、積極的に取り組んでまいります。

わかったような、わからないような印象ですが、亀山的に解釈としては、自分が食べているものが、だれが・どこで・どんやって作っているのか、どんな栄養素があって、どう調理すればおいしく食べられて、健康的な暮らしができるのかを知ろうってことですかね。

今私達は、誰がどんな風につくったかわからない野菜や果物を毎日当たり前のように食べています。そうじゃなくて、生きていく上で最も大事な「食べる」ということにもっと関心を持って、知識を身につけて、自分考えて選択できるようにしようよ。ってことですね。

正直、どこで誰がつくってるかなんて知らなずに食べていても生きていけます。実際に生きてますし。

ですが、本当に人間として、人間らしく生きるには、自分が口にするものにもっと関心を寄せるべきですよね。

ちなみに、毎月19日が食育の日、毎年6月は食育強化月間です。

知ってました?

「食育」っていう言葉がもっとかっこよくなったら

人間らしく生きるために、食に関する知識を身に着けて、自分で選択できるようになるっていう「食育」の考えは、めちゃくちゃ豊かだし、必要だと思います。

ですが、「食育」って言葉ちょっとダサくないですか??

亀山だけかもしれませんが、安易というかおじさん臭いと言うか、「食についての知識を育むから食育だ!」みたいな考えが透けて見えて広がりがないと言うか。

ちなみに、新潟市での食育の日での過去の取り組みはこんな感じ↓↓

・イオンで買い物客を対象に、食育SAT(サッと)システムの体験
・リオン・ドールで親子で参加できる座学とクイズ
・介護施設で歯に良い献立の提供

詳細は↓

https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/gekkan/r01/attach/pdf/r01_3-14.pdf

これらがすべて19日に行われていないことは置いておいて、まぁいかにもですよね。

亀山は参加したいと思いませんでしたし、応援したいとも思えませんでした。。。

取組内容ももちろんですが、「食育」っていうワードが変わるだけで、もう少しワクワクが作れるのではないかと思います。

別に英語を使ってかっこいいっぽくしたいとかではなくて、子供も大人も面白がって、つい参加したくなるようなネーミングが必要かと。

「だったら、お前考えろよ」っていう声が飛んできそうなので、結構真剣に考えてます。

まだいい感じのネーミングがつくれてないのですが、キーワードになるのは「大人も子供も」「ワクワク」「前向き」「ありそうでなかった」「日本っぽく」といったところだと思ってます。

食育基本法なる法律があるぐらいなので、今使われている「食育」という言葉を無くしてアップデートするのは難しそうですが、ほんとうの意味での「食育」を推進するこれからの時代に合っているプロジェクトを提案したいですよね〜。

新潟だからこそ必要な食への知識と誇り

最近よく思うのですが、新潟の良さって、「日本人で良かったー」って思える瞬間が詰まってるところだと。

きれいな景色、気持ちいい温泉、匠の伝統工芸、そして美味しい食事。

「これが一番の売り!」っていうものがあるんじゃなくて、全部あるのが新潟の良さなんじゃないかって。

だから、コロナが収まって、海外から旅行客がまた来てくれるようになったら、「日本行くなら新潟でしょ!だって、日本の良さがぎゅって詰まってんじゃん!」って言ってくれる外国人が増やしたいですよね。

今は、東京とか京都とかかもしれませんが、生きているうちに新潟を同じ土俵にのる観光地にしたいです。

そう考えた時に、やっぱりポイントになるのは、食。

「新潟にはこんなに美味しい食材が採れるんだぜ!」
「発酵の文化がすごいんだぜ!」
「おいしいお店紹介させて!」

って言える新潟人がどんどん増えなきゃですよね。

住んでる人がおすすめもできない場所に魅力を感じることってほとんど無いと思います。

だからこそ、新潟に住んでいる私達が新潟の食文化についてもっと興味を持って、もっと知識をつけて、もっと自分の好みを主張できたら、きっと新潟のファンは増えるはず。

そのための下地作りとして「食育」は欠かせないと思います。

#やっぱりしっくりこない

新潟県産小麦を当たり前のように消費したいじゃん!

新潟県が誇る美味しいものといえば、「米」。

学校給食や食堂で、「今日は長野県産のお米です」って言われたら「は?なんで?」ってなります。

でも、パンに使われている小麦粉はアメリカ産だったり、カナダ産だったり、北海道産だったりしてます。これには疑問を持たないんです。

というより関心がない。新潟産の小麦ってあるの?っていうのが現状。

いろいろなアプローチが必要な「食育」ですが、まずは主食について考えてみてはいかがでしょうか?

普段食べているラーメン、うどん、パスタ、パンに使われている原料はどこのだれがつくったものなのか。

「アメリカ産のコシヒカリです」には拒否反応が出ますが、「アメリカ産の小麦です」には拒否反応が出ない人もいるはず。それが当たり前だから。

店側もあえて言いませんね。表記の義務はないし、外国産のほうが安いし、供給量も安定しているし、十分おいしいものがつくれるし。

でもでもでも!
私達が住んでるのは農業県新潟。
うまいものがいっぱいある新潟。

新潟に住んでいるなら、普段食べているものにこだわってみませんか?

「私が普段食べてるお米は、鈴木さんていう知り合いの農家さんがつくってて、粒感がしっかりしてて甘みも強いの!」とか「普段通ってるパン屋さんは新潟県産小麦を石臼で挽いてつくってて、香りが山○パンとは全然違うの!」とか言えたら、かっこよくない?笑

食っていくのが精一杯だった時代はとっくに終わってます。人間らしく豊かに生きる時代です。私達の体は私達が食べたものでつくられるわけなので、健康的に過ごすためにも、仕事のパフォーマンスを上げるために、食べること自体が楽しくなるためにも、食についての知識を深めませんか?

そのとっかかりとして、新潟県産小麦を使ってください!これからも情報を上げていくので、チェケラしてください!

まとめ

・食育は、食に関する知識を深めて、自分で選択できるようになるための基礎づくり
・人間らしく豊かに暮らすためには食育の考えは必要
・新潟人なら食に詳しいくなった方がいいけど、現状はそんなに盛り上がってない
・「食育」っていう言葉がいまいちワクワクしない
・良いネーミング絶賛考え中
・まずは、主食に使われる新潟県産小麦から、「食」の知識を深めていきませんか?

「食育」よりもかっこいいネーミングのアイデア・・・

シンプルだけど、想いが詰まってて、広がりがあって、かっこよくて、子供も大人もワクワクして。。。

そのうち出てくると思うので、待っててください!

松浦弥太郎さん的に言うと、「波の打ち寄せてくる感覚」のやつ。

その時にはまたご報告します!

それでは!

ブランディングプロデューサー
Narashika
亀山友貴


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