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「Niigata Kitchencar Boogie」に込めた想い。

イギリスからスタートした「Light It Up Blue(ライトイットブルー)」という、医療従事者への感謝の気持を伝えるために青いライトをつける取り組みは、なぜ青なのかを教えてほしい亀山です。

なぜ青いライトが感謝になるのか、医療従事者にはどれくらい伝わっているのかに興味があります。

さて、今日は今月スタートした新しいプロジェクト「Niigata Kitchencar Boogie」に対して、亀山がどんな想いをもっているか。

実はいろいろと真剣に考えてるんです。

キッチンカー支援しないと

「Niigata Kitchencar Boogie」のスタートは、コロナの影響で出店場所が無くなってしまったキッチンカーの支援です。

イベントはできませんが、近所にキッチンカーが来てくれたら喜んでくれる方は絶対にいるはず。

飲食店には行けないし、毎食自炊するのも疲れちゃってますもんね。

私自身もそうなので。

だから今こそ始めないといけないと思って、始めさせていただきました。

おかげさまで、出店したいというキッチンカーオーナーや、スペースを提供できるという方からの連絡も多くもらっています。

ただ、今回お伝えしたいのはコロナ終息後も継続して、新潟にキッチンカー文化を創るということ。

ただのマッチングサービスじゃない

どうしても伝えておきたいのは、「Niigata Kitchencar Boogie」はただのマッチングサービスじゃないぜっていうこと。

出店場所を探しているキッチンカーとスペースを持っている方をマッチングさせて終わり。そんなふうにはしません。

だって、そんなの面白くないし、亀山がやる必要がないので。

キッチンカーオーナーにスペースを紹介するということは最低限のサービスでしか無くて、むしろやりたいことはその先です。

例えば、新潟産食材の魅力を再発見できること。

新潟といえば美味しいものの宝庫。季節ごとに、体にも心にも栄養満点の食材が採れます。

でも、私達は当たり前のように、どこで誰が作ったかわからない食材をスーパーで買ってます。今の季節に新潟ではどんな食材が旬を迎えているのかすらわかりません。

これって、新潟で暮らしているのに、もったいないと思うんですね。

身近にも頑張っている農家さん、漁師さんはいっぱいいます。

そんなかっこいい人達が新潟にいて、美味しいものを届けてくれる環境にあることにイマイチ気づけていないのが現状です。

もちろん、直売所や農家レストランなども増えてきていますが、まだまだ不十分だと思っています。

もっと暮らしに近いところで、新潟産の食材を楽しめる文化があったら、豊かに暮らせると思うんです。

それに、私達も、子どもたちも、「新潟の春にはこんな美味しいものが採れるよねー」っていう知識が当たり前のようにあったら、もっと新潟を好きになれるんじゃないかと。

キッチンカーはそんな文化を創るこきっかけになると思っています。

だから、キッチンカーオーナーには新潟産食材を使うようにお願いしています。安いだけの県外、海外産食材を選んでいるような方だったら、お断りします。

今まではお昼にコンビニ弁当を食べていたけど、キッチンカーで季節の新潟産食材を使ったランチを食べれるようになったら、もっと新潟を誇れる人が増えるはず。

だから、キッチンカーとスペース提供者をマッチングしているわけではなく、新潟に根付いたほうが良いがキッチンカー文化を創っているんです。

新潟らしい文化を創る

それと、大事にしたいのが新潟らしさ。

県外や海外にはキッチンカーやフードトラックが暮らしに根付いている地域がありますが、それをそのまま新潟に持ってくればいいかといえば、違うと思ってます。

その地域にはその地域なりの事情があるはずなので、あくまで新潟で暮らす人が喜んでくれて、キッチンカーオーナーも楽しめるラインがあるはず。

そこをやりながら探っていきます。

今の段階で、「新潟らしいキッチンカー文化ってこれ!」ていうのが、あるわけではありません。だって、新しい文化だから。

だから、お客さんの反応とか、キッチンカーの想いとかを集めて、次の世代のために根付いていったほうが良い文化を模索しているわけです。

子供が新潟を誇りに思うきっかけに

キッチンカーがきっかけに新潟での暮らしが豊かになる。

それを信じて私達はプロジェクトを進めています。

そして、子供たちが新潟に生まれたこと、暮らしていることに誇りを持ってくれることを目指しています。

新潟には美味しいものがいっぱいある、かっこいいキッチンカーがいっぱいある、そんな環境が当たり前のようになったら、「オレの地元にはキッチンカーの文化があってー」とか「私もキッチンカーとしてデビューしたい!」なんて子どもたちが出てきてくれると思ってます。

もちろん、店舗を構えることもありですが、キッチンカーという選択肢があってもいいと思います。お客さんに来てもらうというより、お客さんに会いに行くスタイル。

だから子供が憧れるようなかっこいいキッチンカーオーナーが増える支援をしていきます。

例えば、デザインでキッチンカーをもっと良くすることが出来ると思っています。立看板、のぼり、ポップ、メニュー表、ショップカード、ステッカーなどなど、手作りされている方も多いのですが、提供している料理やオーナーの人柄が伝わるようなデザインにできるともっとキッチンカーごとに世界観が出ると思っています。

限られた設備やスペースで調理しないといけないのがキッチンカーなので、しっかり作っていても、お客さんの中には「店舗を構えてる店の方がおいしいんでしょ〜」と思っている方も多いハズ。

そんなことありません。食材にこだわって、店舗のお店とも遜色ない料理を提供しているキッチンカーも多いんです。

だからこそ、美味しさをもっと多くの人に楽しんでもらうきっかけをデザインでつくりたいと思っています。

それと、環境への配慮。

今やスーパーではレジ袋が有料の時代です。

プラゴミを出さないことが求められています。だから、キッチンカーの営業もマイバッグを持参してもらえたりしないかなーなんて考えてます。

キッチンカーで購入した料理が3つぐらい入るおしゃれなマイバッグとかあったら良くないですか?

もちろん、他の買い物にも使いたくなるような機能性とデザイン性を兼ね備えたものを。

それと、森林を守るために切られた間伐材を使って、スプーンとかフォークつくれないかなーっと。

現状はやっぱりプラスチックを使われている方がほとんど。

まだ詳しく調べていないのですが、森林を守るために切られた間伐材は、お金をかけて処分しているらしいので、それが新潟で使われるスプーンとかフォークに生まれ変わってくれたらいいなーっと。

めちゃくちゃ理想を語ってます。

でも、美味しい料理、おしゃれなキッチンカー、かっこいいオーナー、環境への配慮、かわいいマイバッグが揃ってたら、子どもたちも新潟を誇りに思ってくれるんじゃないかと。

まだまだ始まったばかりの「Niigata Kitchencar Boogie」ですが、これから少しずつ階段を登っていきます!

まとめ

・「Niigata Kitchencar Boogie」はコロナで出店場所が無くなったキッチンカー支援でスタート
・コロナ終息後は、新潟にキッチンカー文化を創るために取り組んでいく
・子どもたちが新潟に生まれたこと、暮らしていることに誇りをもてるようなキッチンカー文化を目指す
・デザイン、環境への配慮などで支援していくぜい

新潟でキッチンカーが当たり前のように出店している風景を作っていきます。

そして、ただキッチンカーの数が増えただけではいけません。それぞれのキッチンカーに世界観があって、子どもたちが憧れたり、新潟を誇りに持てるようなキッチンカーが増えていかないと続かないと思っています。

そのための支援をしていきます!

なにかいいアイデアがあればぜひ亀山に!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

それでは!

ブランディングプロデューサー
Narashika
亀山友貴


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