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新潟にキッチンカー文化が根付くにはどうすればいいのか

新潟生まれ新潟育ち、ブランディングプロデューサーの亀山です。

Narashika(ナラシカ)という屋号でフリーランスとして活動しています。

今日は、今年からスタートさせたNiigata Kitchencar Boogieについて。

「新潟にキッチンカー文化を創る」という目標を持って、出店場所の開拓と販売促進のサポートを続けています。

サービス開始から4ヶ月が経過して、いろいろな課題が見えてきた中で、これからどんなことをやっていくかを妄想してみました。

理想を描く

まずは何にせよ、新潟での暮らしにキッチンカーがどんな風に溶け込んでいくのが私達にとって理想なのかを想像することがまずは大切だと思っています。

「こういう場所にキッチンカーが出店していて、こんなお客さんが買いに来てくれて、そこで出会ったキッチンカーに憧れて子どもたちが将来キッチンカーとして営業を開始するといいな!」みたいなイメージです。

具体的であればあるほどいいですよね。

なぜならやるべきタスクが具体的になるので。

だから、亀山的にも想像を膨らませながらNiigata Kitchencar Boogieの取り組みを続けています。

つまりは、どんな空間を創れたらワクワクするかなっていう。

例えば、出店する場所。

「今日はキッチンカーの日」として開催してる県庁や万代シテイ、工業団地など、新潟で働く人のランチをより豊かにすることを目的にキッチンカーが出動するのはすごく良い空間だなと思っています。

なぜなら、今までのキッチンカーの出店は土日に開催されるイベントがメインでしたが、平日も稼働してランチタイムがちょっと楽しくなるのは素晴らしいことだと思っているから。

コンビニでも、産業給食でも、愛妻弁当でも選択はもちろん自由。

だからこそ、キッチンカーが出店することで、ランチの選択肢が増えることは非常に良いことだなと。

移動販売だからこそ、キャスティング次第で様々なメニューを提供できますし、なによりできたて。

働く人達が集まっている場所とキッチンカーの相性はすごく良いと思っているので、広げていきたいと思っています。

らしさを表現

キッチンカーとの相性が良い場所を想像しつつ、一方でどんなキッチンカーが増えていったら良いかなーっていうことも想像しています。

Niigata Kitchencar Boogieとしては、それぞれのキッチンカーが"らしさ"を表現できるといいなと考えています。

例えば、「今はこれが売れる!」っていう理由だけでメニューを決定するより、「これで勝負したい!」っていう人の方が応援したくなる感じ。

個人的には、キッチンカーは移動ができる飲食店だと思っていて、わざわざ目指して買いに来てくれるお客さんを1人でも増やしていくことってやっぱり大事。

通常の飲食店に常連客がいるように、キッチンカーにも少しずつ常連さんが増えて、その常連さんが新しいお客さんを連れてきてくれたり、情報発信してくれたりしてくれることが非常に大事だと思っています。

最初のうちは「集客のあるイベントに出店したから」、「近くに飲食店のない場所に出店したから」という理由で売上をつくっていくことが大切ですが、やがてはどこに出店してもお客さんが来てくれるのが理想だと思うんです。

「キッチンカーの〇〇さんが来るの?行かなきゃ!」みたいな。

で、そんな風に常連さんを増やすには、やっぱりそのキッチンカーならではの魅力、つまりは"らしさ"が表現できていないといけないと思っています。

要は、「他のキッチンカーとはちがう何か」ということですが、販売メニューの場合もあれば、キッチンカーの見た目の場合もあれば、オーナーのキャラクターの場合もあると思います。

いずれにしてもそれぞれのキッチンカーに常連さんがついているとなることって、新潟にキッチンカー文化が根付くことにとってとても大事だと考えています。

人のストーリーが伝わる

常連さんが増えるには、「他のキッチンカーとは違う何か」が必要なわけですが、個人的に一番面白いのは人のストーリーだと思っています。

つまり、キッチンカーオーナーがなぜキッチンカーをスタートさせて、どんな目標を持っているのか。

例えば、イタリア旅行で出会ったナポリピッツァに惚れて、「いつか俺もナポリピッツァのお店をやりたい!」と決意し、敷居の高いレストランを構えるよりももっとフランクに楽しんで欲しいと思ってキッチンカーをスタートさせたおじさんとか。

もちろん実話です。

こういうストーリーがそれぞれのキッチンカーにあるんですよね。

これがもっと伝わっていくと、ファンになってくれるお客さんは増えてくると思っています。

なので、Niigata Kitchencar Boogieとしても、こういうキッチンカーそれぞれのストーリーが伝わるような、Webマガジンだったり、YouTubeチャンネルが持てたりするといいのかなと。

今Niigata Kitchencar Boogieのサイトに掲載しているのは最低限の情報なので、もっとパーソナルなストーリーをまとめたいなと思っています。

地道な積み重ね

もっともっと、やりたいことはいっぱいあります。

ですが、文化を根付かせることはそう簡単にはいかないと思っています。

実際にキッチンカーが出店していても、一定の距離感を保って近づかないお客さんが結構多いんです。

もちろん、キッチンカーごとに差はありますが、どこか近寄りづらい感じがあるのかなと。

もっとキッチンカーが身近な存在になれば、その距離感を埋められるんだろなと思っています。

そのためには、出店をし続けて、情報を発信し続けて、少しずつ受け入れてもらう事が大事。

つまりは、地道な積み重ねをどれだけできるか。

キッチンカーが出店してくれることでウキウキが広がっていくっていう素敵な可能性があると思っているので、これからも諦めずに頑張っていきます。

ぜひとも応援してください!巻き込まれてください!笑

よろしくです!

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ブランディングプロデューサー
Narashika
亀山友貴

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