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新刊絵本「ゆうこさんのルーペ」のご紹介

素敵な新刊案内が届きました!

尊敬する弱視の先輩、芳賀優子(はが ゆうこ)さんの新刊の絵本です。

6歳から読める絵本ということでぜひ多くの方々に読んでいただきたいなぁと思います。

以下、ご案内の詳細です。

新刊『ゆうこさんのルーペ』
子どもといっしょに「障害」について考える。実話から生まれた話題の絵本!
6歳から
   
絵と文:多屋 光孫(たや みつひろ)
原案:はが ゆうこ
監修:ふじい かつのり
出版元:合同出版
出版年:2020年12月25日
サイト:https://www.godo-shuppan.co.jp/book/b545206.html
●内容紹介
ゆうこさんは、生まれたときから目がよくみえません。
大好きな本を読むときは、いつも「ルーペ」をつかいます。
はやたくんはゆうこさんの「ルーペ」がふしぎでしかたありません。
ゆうこさんにかりて「ルーペ」をのぞいてみると……。
実話をもとにした、障がいとは何か、をみじかに考える絵本です。
障害のある人もない人も多様な存在をおたがいに認め合える社会へ。
●柳田邦男さんおすすめの1冊

ふしぎなルーペ。このえほんのなぞを、とけますか?
あなたのこころのめは、たいせつなことをみてるかな?
──作家 柳田邦男

●体裁
B判変型(237ミリ×182ミリ)上製/48ページ/オールカラー
定価=1800円+税
ISBN978-4-7726-1440-5 C8736 NDC360

●作者からのメッセージ
この絵本は、文字を大きく見せる道具ルーペで読書をしていた弱視のはがゆうこさん
が出会った父子とのエピソードを元にできたお話です。主人公のはやたは、ゆうこさ
んのルーペを通していろんな世界(登場人物の過去)を覗きいろいろなことを見て学
んでいきます。はやたの行動は、「知らないことを知らないままにしておかない」こ
との大切さだけでなく、その先にある「知ることのよろこび」を説教くさくなく伝え
ています。この絵本を作るにあたり、ゆうこさんをはじめとするルーペ絵本プロジェ
クトの方々のかけがえのない体験や思いをたくさん伺いました。そこには多くの発見
やおもしろさがあり、障害に対する思い込みや先入観から私を解き放っていってくれ
ました。みなさんも、この絵本でそんな新しい何かに出会ってもらえたらと願います
。(多屋光孫 絵本作家)

●関連のイベント/作者の個展が開催されます!
多屋光孫個展 2020Mitsuhiro Taya Exhibition?
本屋の孫5 Grandson of a Bookseller5
日時:2020年11月23日(月)?29日(日)12:00?19:00(最終日 ?16:00)
会場:ゆう画廊にて開催(←https://ywgarou.jimdofree.com/access/)
東京都中央区銀座3-8-17 ホウユウビル5、6階
(松屋裏2本目通り、1階和食:菊正)Tel & Fax 03 - 3561 - 1376
交通アクセス:JR・有楽町からマロニエ通りより徒歩8分、東京メトロ銀座線・銀座
A12出口(松屋横通り)より徒歩3分


●プロフィール
★作者
多屋光孫(たや みつひろ)
紙芝居・絵本作家、挿絵画家
2015年に会社員より転職し児童書、カルチャー情報誌、キャンペーンCMなど多方面で
活動。代表作:紙芝居『くじらやま』(童心社)、絵本『よるこぞう』(鈴木出版)
、『校内放送で使える学校なぞなぞ』シリーズ1?6(汐文社)他。受賞歴:二科展デ
ザイン部大賞(2014年)、特選賞(2011、2013年)、奨励賞(2010、2015年)他。日
本出版美術家連盟理事・事務局長。二科会デザイン部会友。
★原案 芳賀優子(はが ゆうこ)
先天性ロービジョン。右目は光を感じる程度、左目は0.02の視力。高校までは盲学校
で学ぶ。大学ではスペイン語を専攻。会社員時代から(財)共用品推進機構の活動に
参加。
★監修者 藤井克徳(ふじい・かつのり)
NPO法人日本障害者協議会代表、日本障害フォーラム副代表、きょうされん専務理事

1982年都立小平養護学校教諭退職。養護学校在職中に「あさやけ作業所」(東京小平
市)の開設や共同作業所全国連絡会(現・きょうされん)の結成に参加。2010年内閣
府障がい者制度改革推進会議議長代理。2014年国連障害者権利条約締約国会議日本政
府代表団顧問。2012年国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)チャンピオン賞(
障害者の権利擁護推進)受賞。子どもの頃から弱視で現在は全盲状態。
★編集協力 星川安之(ほしかわ やすゆき)
公益財団法人 共用品推進機構 専務理事
1980年、トミー工業(株)(現:タカラトミー)に入社、障害のある子どもたちの玩
具開発に従事。障害の有無に関わらず共に遊べる共遊玩具(共用品)に発展させ、財
団法人共用品推進機構を設立。
★編集協力 海老原宏美(えびはら ひろみ)
生後1年半で脊髄性筋萎縮症と診断される。小学校から大学まで地域の学校に進学し
、02年より人工呼吸器を使いはじめる。自立生活センター東大和で障害者の地域生活
に関わる権利擁護・相談支援活動等をはじめる。

本件に関する問い合わせ先
合同出版株式会社 http://www.godo-shuppan.co.jp
〒101-0051 千代田区神田神保町1-44-2神田TNKビル3F
TEL03-3294-3506/FAX03-3294-3509
担当者:編集部 坂上美樹 sakagami@godo-shuppan.co.jp
ーーーーここまでーーーー

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